きょうへいくんの大相撲日記

幼少期より大相撲を愛し、勝手に語ります。

本場所感想

722. 2023年秋場所千秋楽を勝手に語る

優勝決定戦の末、貴景勝が熱海富士を下し、逆転優勝を決めて幕を閉じた大相撲秋場所。 相撲内容に関する賛否はあると思うが、私個人としては大関が場所を締めた、入幕2場所目にそう易々と優勝させなかった、単純な結果としみれば良かったと思っている。 貴景…

719. 2023年秋場所14日目を勝手に語る

申し訳ありませんが、酔っ払っているため拙い文章になっていると思います、ご容赦ください。 先頭3敗の貴景勝、熱海富士に明暗が分かれた。 貴景勝は豊昇龍との大関同士の一番。今場所の両者の状態、特にここ数日の充実度を見れば俄然貴景勝が有利だっただろ…

718. 2023年秋場所13日目を勝手に語る

貴景勝が番付通り力の差を示し、熱海富士とともに3敗先頭で並ぶ形となった。 単純に結果だけを見るならば当然と言えるだろう。大関が平幕下位に勝っただけなのだから。 しかしそう単純な話でもなく、貴景勝としては大関としての責任、自力優勝の芽を手繰り寄…

716. 2023年秋場所12日目を勝手に語る

秋場所12日目、場所が大きく動いた日となったか。 本日注目の『大栄翔ー熱海富士』の一番は大栄翔に軍配が上がった。 率直な感想として両者力を出し切った良い一番だった。 熱海富士もここまでの活躍は伊達ではなく、力をつけているのがわかる内容だった。 …

715. 2023年秋場所11日目を勝手に語る

熱海富士が1敗を守り、後続と2つ差をつけた。 今場所、というよりも熱海富士自身初となる三役との対戦だったが、堂々かつ豪快な相撲内容で白星を積み重ねた。 勢いもあるだろうが、単純に熱海富士が力をつけているのだろう。 立ち合いすぐに自分得意の右四つ…

714. 2023年秋場所10日目を勝手に語る

平幕1敗同士の『高安ー熱海富士』は熱海富士に軍配が上がった。 高安の方が優勝争いの重圧を感じていたのは間違いないと思うが、それ以上に熱海富士が自分の相撲を取り切った様子だった。 とはいえ高安としては消極的だった。立ち合いからの差し手争いもすぐ…

713. 2023年秋場所9日目を勝手に語る

そんな気はしていた。良いと思った役力士が次の日敗れてしまう。 ものの見事に本日は若元春が該当したということだ。 若元春が敗れたことにより、役力士の最高成績者と1敗力士との差は2つ。 展開によっては高安、熱海富士がそのまま突っ走る展開も少し見えて…

712. 2023年秋場所中日を勝手に語る

良いと思った力士が次の日敗れてしまう。連日この繰り返しである。 そして追い討ちをかけるかのごとく大関が全滅。 貴景勝、霧島にとっては何としても2敗を死守したかったのだが、これが合い口というものか。 貴景勝はこのところ4連敗中の翔猿が相手だった。…

711. 2023年秋場所7日目を勝手に語る

落ち着きを取り戻したと思った6日目と打って変わって2大関が黒星。関脇琴ノ若にも土がついた。 本日大関で唯一白星を挙げた霧島は鋭い踏み込みを見せて完勝。 ここまで白星のない玉鷲が相手とはいえ、霧島の調子は上向きと言えるか。 先日も記載したが、霧島…

710. 2023年秋場所6日目を勝手に語る

中盤戦へ突入した秋場所。 大関陣は2日連続安泰であり、少し落ち着きが見られてきたか。 貴景勝は玉鷲相手に完勝。逃げも隠れもしない玉鷲であるため、立ち合いは比較的当たりやすい相手ではあっただろう。 遮二無二攻めるのではなく、相手を見ながら攻めて…

708. 2023年秋場所5日目を勝手に語る

序盤戦が終了し、平幕も含めて全勝力士が消滅した。 大関陣は今場所初めての安泰となった。 貴景勝は難敵阿炎との対戦。立ち合いはもろ手突きを選択したのか、阿炎がすぐに引いてきたところをうまく対応した。 阿炎の突きにも下がらず、引きにも対応できる良…

707. 2023年秋場所4日目を勝手に語る

上位圏内で全勝力士が消滅。 そして大関陣は中々安泰とならず。 本日大関陣は貴景勝だけが白星を挙げたが『貴景勝ー朝乃山』は本日一番の注目だった。 貴景勝が大関の意地を見せた一番と言えるだろう。 2年ぶりの対戦だが、この2年間貴景勝は大関に在位し続…

706. この先徳勝龍以上に神がかった力士は出てくるのだろうか

本日徳勝龍の引退報道を耳にした。 ここ2場所は幕下でも負け越しが続いており、今場所初日から休場していたため、もしかしたらという思いもあった。 徳勝龍はいわゆる『花のロクイチ組』の一人であるが、その中でも決して目立った存在ではなかった。 何なら…

705. 2023年秋場所3日目を勝手に語る

霧島が敗れ、役力士の勝ちっぱなしは消滅。 上位圏内で見ても全勝は北勝富士だけである。 本日注目の『霧島ー北勝富士』の一番は、霧島としては避けなければならない展開であり、北勝富士としては狙い通りの一番と言えるだろう。 霧島の左が覗き、四つに組み…

704. 2023年秋場所2日目を勝手に語る

秋場所は2日目が終了し、早くも役力士の勝ちっぱなしは霧島1人となった。 その霧島は明生相手に激しい相撲を取った。 あまり廻しに拘らないようにも見えたが、徹底して突き放して明生を中に入れさせなかった。 角番の場所で攻めの姿勢を貫いて連勝としている…

703. 2023年秋場所初日を勝手に語る

本日より大相撲秋場所が初日を迎えた。 夏場所千秋楽~名古屋場所初日の期間が短かったこともあり、その反動のためか首を長くして待っていた。 今場所も15日間好き勝手語っていきますのでよろしくお願いいたします。 さてさっそくだが、今場所の焦点である新…

695. 2023名古屋場所千秋楽を勝手に語る

豊昇龍が優勝決定戦で北勝富士を下し、優勝と大関昇進の両手に花で幕を閉じた2023年大相撲名古屋場所。 本割りでは新入幕の伯桜鵬相手に番付上位の意地を見せつけ、決定戦では本割り敗れた北勝富士相手に借りを返した。 まず本割りの『豊昇龍ー伯桜鵬』の一…

692. 2023年名古屋場所14日目を勝手に語る

2敗北勝富士が3敗伯桜鵬に敗れ、豊昇龍は3敗を守り、この3名が先頭で並ぶ展開。 そして千秋楽に『豊昇龍ー伯桜鵬』の割が組まれたため、4敗力士の優勝は消滅し、上記3名に優勝争いは絞られた。 私個人の思いとしては霧島ー竜電豊昇龍ー大栄翔若元春ー伯桜鵬…

691. 2023年名古屋場所13日目を勝手に語る

優勝争いも佳境を迎える13日目。錦木が新入幕相手に連敗し、北勝富士が単独先頭に立つ展開と変わった。 その単独先頭に立った北勝富士も本日は固くなっていたか。 解説の白鵬は誉めていたが、私自身は本来の北勝富士の相撲とは程遠い内容だったと思っている…

689. 2023年名古屋場所12日目を勝手に語る

快進撃を続けていた錦木が新入幕の湘南乃海に敗れ、3関脇も全滅した12日目。 優勝争いは再び錦木と北勝富士の2名が先頭で並ぶ展開となった。 まず単独先頭を走っていた錦木だが、立ち合いは両者ふわっと立ち、左四つに組む展開となった。 両者力の出る四つだ…

688. 2023年名古屋場所11日目を勝手に語る

1敗の錦木が白星を挙げ、北勝富士が敗れ、錦木が単独先頭に立つ展開となった。 俄然錦木が有利な展開になったと言えるか。 本日の錦木は過去合い口が悪い遠藤だったが、意に介さず白星を積み重ねた。 遠藤の前さばきが見所だったと思うが、遠藤の巧さ云々の…

686. 2023年名古屋場所10日目を勝手に語る

私の予想とはだいぶ異なる展開となった10日目。 何を隠そう豊昇龍と若元春の両関脇だ。 昨日私は順当にいけば関脇陣の番狂わせはないだろうという旨の記載をした。 それが2名も敗れた。そして豊昇龍が敗れたことで平幕力士2名が先頭に立つ展開となった。 ま…

685. 2023年名古屋場所9日目を勝手に語る

大相撲名古屋場所は後半戦へ突入し、3関脇と1敗平幕力士は全員白星。 まず3関脇から振り返ろう。 1敗の豊昇龍は平戸海にもろ差しを許したが、身体能力の高さでうまく対応した。 この身体能力の高さが強味として出ているときは良いが、これに頼り過ぎると隙も…

683. 2023年名古屋場所中日を勝手に語る

名古屋場所も中日折り返しだが、朝乃山が本日より休場となった。 今場所上位圏内に復帰し、どこまで相撲を取ることが出来るのか、現状の力量はどの程度なのか楽しみにしていただけに残念である。 照ノ富士、貴景勝、霧島、若隆景と看板力士の怪我、休場が続…

682. 2023年名古屋場所7日目を勝手に語る

ついに錦木が敗れ、場所が動いたと言えるか。 それにしても本日の錦木は『私の知っている錦木』だった。 琴ノ若相手にあっさりもろ差しを許し、自慢の腰の重さも活かすことが出来なかった。 本来の錦木の姿を見てある意味ホッとしているのだが、錦木にとって…

681. 2023年名古屋場所6日目を勝手に語る

大相撲名古屋場所は中盤戦へ突入。 全勝力士は高安、豪ノ山が敗れ、錦木が単独先頭に立った。 錦木の勢いが止まらないが、正直本日は負ける可能性が高いと思っていた。 阿炎の突っ張りに下がることなくある程度余裕を持って残すとは思っていたが、土俵際に落…

679. 2023年名古屋場所5日目を勝手に語る

本当に覚醒してしまったのだろうか? 錦木が若元春を下し、関脇以上の力士を総なめにした。 本日の相撲はこれまでの錦木の姿からは想像もつかない内容だった。 これで先場所からの連勝を13としたが、今場所の強さは腰の重さを活かしたどちらかと言えば守りの…

678. 2023年名古屋場所4日目を勝手に語る

錦木の勢いが止まらない。 昨日の豊昇龍に続き、大栄翔も錦木の勢いを止めることが出来なかった。 大栄翔にとっては決して押しにくい相手ではなかったと思う。何ならどんなに錦木が好調でも大栄翔が電車道で運ぶ姿も想像は出来た。 しかし錦木の勢いは止まる…

677. 2023年名古屋場所3日目を勝手に語る

照ノ富士が序盤戦で連敗。翔猿の相撲に付き合い過ぎた挙げ句の黒星。しかも膝に抱えている爆弾が爆発してしまったか。 途中張り手から右を深く差し、この時点で照ノ富士の勝ちが確定したと思ったが攻め切れない。 確かに翔猿の動き勝ち、我慢勝ちとも言える…

676. 2023年名古屋場所2日目を勝手に語る

2日目に早くも照ノ富士に土。 昨日難敵の阿炎相手に力強い相撲を見せてくれたため、驚きは大きい。 確かに錦木は先場所8日目に若元春に勝ってから人が変わったように連勝し、その連勝記録も継続中である(余談だが先場所千秋楽は朝乃山と割を組んでほしいと思…