きょうへいくんの大相撲日記

幼少期より大相撲を愛し、勝手に語ります。

809. 新入幕から2場所22勝以上の力士

4月へ突入して早1週間。

私自身は身近で新入社員が入社したとか4月らしいイベントがないため、あまり実感がわかないところだが、とりあえず気候が暖かくなってきたことは喜ばしい。

大相撲春場所千秋楽からも2週間経過したが、今でも尊富士の話題はちょいちょい見かける。

そして春場所もう一人の主役と言えば『大の里』だろう。

春場所は尊富士と大の里が盛り上げてくれた場所だった。

そんな大の里だが、新入幕から2場所連続二桁の白星を挙げたが、これは年6場所制となった昭和33年以降『7人目』である(ちなみに過去にこの話題に関して投稿しているのでこちらを参照。)。

また大の里は2場所連続11勝で合計22勝としているが、これは歴代2位タイの記録である。

過去22勝以上挙げた力士は以下の通りである。

四股名

場所

成績

3場所目成績

清國

昭和38年九州場所

昭和39年初場所

8勝7敗(西前頭14枚目)

14勝1敗(東前頭13枚目)

6勝9敗(西関脇1)

白鵬

平成16年夏場所

平成16年名古屋場所

12勝3敗(東前頭16枚目)

11勝4敗(東前頭8枚目)

8勝7敗(東前頭3枚目)

大の里

令和6年初場所

令和6年春場所

11勝4敗(西前頭15枚目)

11勝4敗(西前頭5枚目)

 

最高は白鵬の23勝であり、また白鵬は3場所合計においても31勝という最高記録を持っている。

唯一阿武咲が新入幕から3場所連続二桁の白星を挙げているが、阿武咲は3場所30勝のため、白鵬よりも成績は下である。

清國は2場所目の14勝が強烈な印象を残している。

余談だがこの場所は結果的に横綱大鵬が全勝したため優勝を逃したが、もし清國が千秋楽本割で関脇大豪に勝利していれば『15戦全勝同士の優勝決定戦』に突入するところだった。

現在は終盤戦に優勝争いを盛り上げるように割を組む傾向が強いため、同部屋以外では見ることの出来ない展開と言えるだろう。

大の里は夏場所おそらく三役に昇進すると思うが、そこでも活躍することが出来るかどうか。

二桁の白星を挙げることが出来れば必然的に3場所連続二桁白星と3場所31勝越えを達成することになるがはてさて…