きょうへいくんの大相撲日記

幼少期より大相撲を愛し、勝手に語ります。

677. 2023年名古屋場所3日目を勝手に語る

照ノ富士が序盤戦で連敗。
翔猿の相撲に付き合い過ぎた挙げ句の黒星。
しかも膝に抱えている爆弾が爆発してしまったか。

途中張り手から右を深く差し、この時点で照ノ富士の勝ちが確定したと思ったが攻め切れない。

確かに翔猿の動き勝ち、我慢勝ちとも言えるが、それ以上に照ノ富士の相撲が崩壊していた。

途中照ノ富士が蹴返しにいく場面があったが、こんなことをしている時点で照ノ富士の相撲ではない。

翔猿の伸びに伸びた廻しを引いて攻めたり投げたりを試みたが、正直あれは無謀だと思う。

雑と言えばそれまでなのだが、それ以上に照ノ富士の相撲が崩壊してしまった驚きが隠せない。

思えば右を深く差して攻めきれなかった時点で照ノ富士の敗けが決まってしまったか。

膝も負傷してしまい(元々負傷しているが)、明日から休場だろう。

心配なのがこの先復活出来るかどうかということである。

本日の相撲内容、膝の状態を考えるとかなり厳しいように感じてしまう。

初日白星を挙げた時、やはり今場所も照ノ富士が優勝候補筆頭と感じていたのだが。
これだから相撲はわからない。

大関取りの3関脇も明暗が分かれた。

大栄翔は小兵の翠富士を圧倒した。

土俵際に落とし穴が多い対戦相手であるため、土俵際が注目であったが、翠富士をまるで意に介さなかった。

立ち合いに関しても変化を警戒してあまり踏み込まずにいったのだろう。

この3日間かなり充実している様子である。
この先も迷いなく自分の相撲に徹することが出来るかどうか。

本日注目の割だと思っていた『豊昇龍ー錦木』の一番は、錦木が存在感を見せて豊昇龍は初黒星。

豊昇龍は昨日同様、立ち合い鋭く踏み込み右から攻めていくが、錦木が全く下がらなかった。

すかさず豊昇龍はいなすが、これに錦木が崩れることなくどっしりと構え、逆に豊昇龍のバランスが崩れてしまった。

豊昇龍の一人相撲のような展開だったが、錦木の腰がとにかく重たいのだろう。

昨日今場所の錦木は場所を荒らす、3関脇との対戦が楽しみと記載したが、さっそくやってくれたと言ったところか。

先場所からの連勝は11まで伸び、この2日間の活躍を見てそれでもさすがに優勝候補として名は挙げづらいが、まだ関脇陣との対戦は残されているため、引き続き楽しみである。

一方豊昇龍は昨日同様、立ち合いは良かっただけに残念な一番である。

本日は錦木が良すぎたということで切り替えていくしかないだろう。
まだまだ先は長いため、気落ちはしていられない。

若元春が正代に敗れて初黒星。
本日はあまりにも右手がお留守だった。

正代に左の腕を返され、完全に万歳の状態になってしまった。

もちろん左差し負けたことも敗因だが、それ以上に右手のお留守具合が気になる一番であった。

左四つに組めば強いことはもはや周知の事実だが、ここに来て右手の使い方に問題が出てきたか。

一方正代だが、このような一発があるから対戦相手にとっては脅威である。

割が組まれるタイミングによっても大きく異なるから、余計脅威となるだろう。

平幕に目を向けると、朝乃山が平戸海を下して連勝。
平戸海が先に左前ミツ良い位置を引いたが、朝乃山は慌てずに圧力をかけていき、平戸海の上手を切り、逆に自身が十分の上手を引いた。

土俵際に落とし穴の多い朝乃山だが、本日の寄り方は安定していたように見えた。

このような相撲内容ならば役力士との対戦も楽しみである。

そして昨日注目の割として挙げていた『北青鵬ー高安』だが、勝負呆気なく高安に軍配が上がった。

北青鵬が右変化で上手を求めたが、あまりにも中途半端であり、ほぼ自滅の内容と言えるだろう。

立ち合い変化を嫌うファンは多いと思うが、私自身は特に嫌ってはいない。

しかし本日の北青鵬のように『中途半端な変化』は大嫌いである。

中途半端な変化はやった側も後悔するだろうし、観戦者としても観ていて興ざめである。

先場所規格外の相撲で土俵を沸かせた北青鵬だが、こんな中途半端な事をしていては誰のためにもならない。
もっと思い切って相撲を取ってほしいところである。

高安はこれで3連勝だが、この結果自体は何ら不思議ではない。
場所前にも記載した通り、上位圏外の番付の場合、大勝する可能性を秘めているのだから。

おそらく明日から照ノ富士が休場、貴景勝は初日から休場、明日から霧島が土俵に復帰するとの事だが状態に関しては不明。

そうなると高安に期待する声は早くも上がるかもしれない。

高安としては無心で相撲を取り続けることが出来るかどうか。
如何せん場所はまだ始まったばかりである。

新入幕の3名も明暗が分かれた。

唯一3連勝とした豪ノ山は自分の相撲に徹することが出来ている様子である。

先場所十両で14勝して優勝し、今場所のここまでの相撲を見ていると気は早いのだが、押し相撲として上を狙うことが出来る数少ない力士に感じる。

現状上位では貴景勝、大栄翔、阿炎が突き押し相撲であるが、豪ノ山の押しのタイプは貴景勝寄りではないだろうか(貴景勝の押しは歴代でも唯一無二な感じはあるが)。

上記の通り気は早過ぎるが、それだけ今の豪ノ山には勢いを感じる。

そして最も期待されていると言っても過言ではない伯桜鵬は宝富士に敗れて幕内初黒星。

『実力者宝富士』『伯桜鵬が宝富士に力負けした』といったような発言が聞かれた。

確かに宝富士は左四つの型があり、地力はあるかもしれないが、ここ数場所の力量は前頭二桁台でも勝ち越すことが難しくなってきた力量である。

若手で期待の大きい力士がその力量の力士に敗れるというのは正直残念な思いはある。

期待が大き過ぎるがための評価でもあるが、やはりある程度見守るように期待するのがちょうど良いといったところか。

明日の注目の割は
『大栄翔ー錦木』
この一番である。

ここまで対戦相手を圧倒している大栄翔と先場所からの勢いが止まらない錦木である。

錦木は変化するような力士でもないため、大栄翔にとっては押しやすい相手だと思う。

しかし本日豊昇龍戦のように錦木は重たい腰を活かして下がらない可能性もある。

先場所この両者の対戦は大栄翔に軍配が上がっているが、実は一旦掴まってしまっている。
何とか振りほどいて勝利したが、今場所はどうなるか。

何度か記載しているように、明日から照ノ富士は休場だろう。

代わりというわけではないが、明日から霧島が土俵に上がる。

正直な思いとして『3日休んで治るくらいなら始めから出場してくれよ』という思い、そして『相撲にならないならば治療に専念しろよ』という思いがある。

どちらの思いも明日の相撲を観ないことにはわからない。
いずれにしても霧島にとっては新大関としての重圧だけでなく、土俵に上がるからには大関云々関係なく結果を残さなければならないという重圧とも闘わなければならない。

そしてダメ押しが『残されたただ一人の上位陣』という重圧である。

照ノ富士が序盤戦で2敗を喫し、2関脇も思ったより早く黒星を喫し、何だかんだ荒れている名古屋場所だがこの先もさらに荒れていくのだろうか。