きょうへいくんの大相撲日記

幼少期より大相撲を愛し、勝手に語ります。

568. 正代の評価及び大関の年間成績に関して

昨日御嶽海に関して記載したが、本日は正代に関して記載していきたいと思う。

率直な感想としては『酷い』である。

序盤戦に関しては4場所連続1勝4敗である。

春場所名古屋場所は中盤戦以降巻き返し、それぞれ9勝、10勝とし、中盤戦以降は最強と言っても過言でない強さだった。

しかし序盤戦で4敗を喫している時点で優勝争いという点では蚊帳の外だし、そもそも9勝、10勝を合格点にしている時点でどうかと思う。

私はこのブログ内でも何度か記載しているが『昔の大関はもっと強かった』という旨の発言には少し否定的ではある。

最高位が大関の勝率はいまでこそ朝乃山が0.680を記録しており、これは1場所平均10勝を越えているが、朝乃山の場合は力量が衰退して陥落しているわけではないため事情が異なる。

朝乃山を除けば高安の0.665であり、これは1場所平均10勝の0.667に僅かながら届かない数値となっている。

大関は最低10勝』というのは最高位大関では誰も成し遂げることの出来ていない記録のため、上記の通り『昔の大関はもっと強かった』に対しては否定的である。

そもそも本当に強い大関はすぐに横綱へ昇進するものである。

大関以上横綱未満』の力量である大関に関しても、片手で数えられる程しか存在しないだろう。

話は逸れたが、では正代も歴代の大関と同レベルかと言われたらその答えは『ノー』である。

まず上記の4場所連続序盤戦1勝4敗に関してだが、歴代でもこんな大関は存在しない。

今年に入ってから東京場所を負け越し、地方場所を勝ち越す展開が続いているが、結果として角番ではない場所に負け越し、角番の場所で勝ち越しを決めているのである。

角番場所では中盤戦以降火がついて巻き返すことが出来ているが、角番でなければ極論0~7勝は同じである。角番場所で負け越さなければ良い話だ。

いつぞやかの解説で舞の海が『角番制度に甘えている』と発言し、炎上したという噂を聞いたが、私も舞の海と同意見であり、そう思われても仕方ない結果しか残していないと思う。

そもそもなぜ炎上したのだろうか?

これが北の富士が発言したならばその通りだと思うファンも多かったと思うが、結局はファンも人を見て判断しているとしか思えないのだが。

今場所11日目に2勝目を挙げた時、ファンから温かい拍手が送られていた。

失礼だがこんな結果しか残していないにもかかわらず、応援し続けているファンがいることは素晴らしい事だと思う。

しかしさすがに甘すぎやしないかと思いたくなる。

御嶽海が中々大関昇進出来ず三役に長く在位していた時、序盤戦4勝1敗とした時ですら『今場所も下位に取りこぼし』と叩かれていたことがあった。

この当時の御嶽海は記載通り関脇である。そして正代は現在大関の地位で4場所連続1勝4敗という結果しか残せていないのである。

随分と扱いが異なるのではないだろうか。

度を越えた誹謗中傷はもちろん異なるが、時には厳しく接することもファンとしては重要なのではないだろうか。

ちなみに正代は今年に入ってから5場所で34勝41敗である。

来場所11勝以上しなければ大関として年間負け越しが決定するのである。

少し面白いことにここまで

6勝9敗→9勝6敗→5勝10敗→10勝5敗→4勝11敗と来ており、白星黒星を逆転させているのである。

それならば来場所11勝するのでは?という期待も膨らむかもしれないが、こんな珍記録が生まれるのを期待する程、今の正代に期待できるものはないということである。

ちなみに年6場所制以降、大関で年間6場所『白星≦黒星』となったのは以下の通りである。

四股名 年代 初場所 春場所 夏場所 名古屋場所 秋場所 九州場所 合計 備考
松登 昭和33年 全休 6勝9敗 8勝7敗 5勝10敗 1勝5敗9休 6勝9敗 26勝40敗24休 九州場所大関陥落
琴ヶ濱 昭和35年 9勝6敗 8勝7敗 3勝7敗5休 10勝5敗 6勝9敗 1勝6敗8休 37勝40敗13休 2年後九州場所引退
北葉山 昭和40年 8勝7敗 3勝6敗6休 10勝5敗 4勝11敗 8勝7敗 5勝10敗 38勝46敗6休 翌年夏場所引退
栃光 昭和40年 11勝4敗 9勝6敗 3勝6敗6休 8勝7敗 6勝9敗 5勝10敗 42勝42敗6休 翌場所引退
豊山 昭和42年 9勝6敗 5勝10敗 1勝6敗8休 10勝5敗 6勝9敗 10勝5敗 41勝41敗8休 翌年秋場所引退
大麒麟 昭和48年 9勝6敗 3勝12敗 9勝6敗 9勝6敗 3勝6敗6休 8勝7敗 41勝43敗6休 翌年九州場所引退
三重ノ海 昭和52年 8勝7敗 8勝7敗 5勝10敗 8勝7敗 7勝8敗 9勝6敗 45勝45敗 2年後秋場所横綱昇進
雅山 平成13年 8勝7敗 7勝8敗 9勝6敗 7勝8敗 3勝7敗5休 全休 34勝36敗20休 九州場所大関陥落
千代大海 平成20年 0勝8敗7休 8勝7敗 5勝10敗 9勝6敗 9勝6敗 8勝7敗 39勝44敗7休 2年後初場所引退
千代大海 平成21年 8勝7敗 2勝13敗 8勝7敗 8勝7敗 2勝9敗4休 2勝9敗4休 30勝52敗8休 翌年初場所引退
照ノ富士 平成28年 3勝3敗9休 8勝7敗 2勝13敗 8勝7敗 4勝11敗 8勝7敗 33勝48敗9休 翌年秋場所大関陥落

追記:雅山九州場所関脇でした

 

三重ノ海照ノ富士は特殊な例だが、他の力士は近いうちに大関陥落するか、引退を迎えている。

春場所に記載したことがあるが、正代の負け方を見ると引退間際の大関の相撲である。

成績を見ても過去の事例を見てもそう思われて仕方ない成績しか残していないのである。

正代ファンが期待し続けることに否定はしない。

だからと言って正代に酷評するファンも否定する気にはならない(度を越えた誹謗中傷は除く)。

正代としては脱却するためにとにかく序盤戦白星先行させ且つ二桁勝つことではないだろうか。

名古屋場所のように序盤戦で1勝4敗から最終的に10勝5敗で終えるよりも、序盤戦で黒星が少ない方が、優勝争いという点で期待が持てるだろう。

今場所も初日の相撲だけを見て期待したファンも多かっただろう。

とにもかくにも信用、信頼を取り戻すには勝つしかない。

御嶽海同様、身体面の問題なのか、それとも精神面の問題なのか、はたまたその両方なのか。

それは不明だが、早く修正してほしいところである。

567. 御嶽海は復活出来るのか?

昨日玉鷲の優勝により幕を閉じた大相撲秋場所

玉鷲の活躍は素晴らしかったが、その一方で大関陣の不甲斐なさが目立っていた。

貴景勝は及第点の二桁に乗せたが、正代と御嶽海は揃って4勝11敗である。

今回は御嶽海について触れていこうと思う。

今場所の御嶽海は先場所コロナウイルス関連の休場に伴い、2場所連続角番という異例の場所だった。

先場所の状態を鑑みると厳しい場所になると思われたが、初日から2連勝スタートだった。

正直この段階で優勝争いはともかく、8勝に辿り着くのは問題ないと思っていた。

この後2連敗を喫したが、序盤戦3勝2敗としたため、この段階でも8勝は大丈夫という気持ちはあった。

何せ3勝したときの内容は完勝だったからである。

しかしそこから連敗地獄にはまってしまった。
しかもただ負けているだけではなく、活気もなければ勝てる気配もしない。

玉鷲戦ではお得意様が墓穴を掘ってもそこに付け入ることが出来ない。

御嶽海は関脇時代から強さと弱さを混在させていることはファンの間で有名である。

強いと思った翌日にあっさりと敗れてしまう、そしてその逆も然り。

しかし今場所中盤戦以降は『弱さしかない』10日間だった。

ここで力を発揮してくれるのではないかという期待感がまるでなかった。

私は御嶽海が大関昇進を果たした時、御嶽海について記載したことがある(詳細はこちら)。

その時の記載内容を簡潔にまとめると、勢いそのまま横綱へ昇進するのか、それとも関脇時代のように一桁勝ち越しで落ち着くのかといった旨である。

私の中で御嶽海が大関陥落という考えは微塵もなかった。

言うなれば一桁勝ち越しで関脇に長らく在位していたときも、極論この状態で大関へ昇進しても大関を維持できるだけの力量は備わっていると思っていた。

この時御嶽海に足りなかったものは15日間通しての安定感であり、ただ一桁勝ち越しを達成するだけならば十分な力量だった。

だからこそ三役の連続在位も長くなっているのである。

その御嶽海が来場所10勝出来なければ、大関在位4場所となり、歴代ワースト1位となる短命大関になってしまうのである(早くに横綱へ昇進を果たした力士は除く)。

場所中にも記載したが、3場所連続で不調であることが気掛かりである。

大関在位:4場所
勝敗:23勝29敗8休
勝率:0.442

いずれも歴代ワースト1位である。

今年の初場所3回目の優勝して大関昇進を果たしたとき、御嶽海のこんな姿を想像出来ただろうか。

絶対にいないと言っても過言でないと思う。

上記の通り、一桁勝ち越しで落ち着く可能性は十分に考えられた。

しかしそれにすら該当せず、ここまで崩壊してしまったのである。
ここまで崩れた御嶽海を見たことがない。

崩れる原因となったのが身体面なのか精神面なのかはたまた両方なのかはわからない。

来場所は1ヶ月半もすればやってくる。
はたしてそこまでに修正できるものなのだろうか。

修正できるものならば3場所連続で不振に至ることはないと思うのだが。

もしかしたらこの先御嶽海が三役から、さらには上位圏内から姿を消してしまうのではないだろうか。

こんな不安が過るほど御嶽海が深刻だということである。

御嶽海が100%の力を発揮すれば照ノ富士にも負けず劣らずの存在だと思っている。

それが15日間続かないのが御嶽海という力士だが、来場所復活することは出来るのだろうか。

上記の通り、実力を知っているだけに同じ4勝11敗の正代よりも心配である…

566. 2022年秋場所千秋楽を勝手に語る

玉鷲が本割で高安を下し、年6場所制となった昭和33年以降最高齢となる優勝を果たして幕を閉じた2022年秋場所

昨日同様、本日も迷いなし。
その点に関しては対戦相手の高安も同様だったが、単純に玉鷲の力が高安を上回ったという内容だった。

昨日記載したが、良くも悪くも熱戦になることはないと予想していたし、実際熱戦になっていないのだが、両者ともに力は出し切ったことは伝わる相撲内容だった。

高安は珍しく左でかち上げにいくような立ち合いだったが、玉鷲は怯むことがなかった。

上位総当たりの地位で上位陣を総なめ、13勝による優勝、37歳で2回目の優勝。
当然のごとく文句はないし、とにかく言葉に表すことが出来ないくらい凄すぎるだろう。

序盤戦5連勝としたときも『まぁいつものパターンか』としか思っていなかった。

しかし今場所は負けた翌日からでも相撲内容の質を保ったまま白星を積み重ねていった。

2敗目を喫した辺りから数日迷いも見られていたが、結果としてはここでも落とさず白星を積み重ねた結果、昨日、本日と最高の相撲内容に繋がったのだろう。

今場所は右を差す展開になっても、構わず体を寄せて攻める相撲も見られ、いつも以上に積極的な攻めが光っていた。

私個人の考えでは、来場所はそううまくいかないと思うが、それでも若手の壁としてまだまだ立ちはだかる存在になるだろう。

一方敗れた高安だが、正直場所前はあまり期待をしていなかった。

上位圏外だったため、序盤戦白星を積み重ねることはいくらか予想できたが、ある程度白星を積み重ねた後、上位と組まれることで黒星が増えてくると予想していた。

しかし貴景勝には敗れたが照ノ富士に勝利し、その後も役力士相手には負けることがなかった。

特に12日目以降は大関へ昇進を果たした頃を彷彿とさせるような立ち合いの破壊力が目立っていた。

11日目妙義龍に敗れた時、この力士は優勝に縁のない力士だと思った。
今場所も優勝に届きはしなかったが、まだ気力、力量ともに衰えてはいない様子である。

春場所優勝争いをしたときも上位と割は組まれたが、番付は上位圏外だった。
今場所もそうであるため、今度は上位総当たりの地位でこれだけの力を発揮することが出来るかどうか注目である。

高安の初優勝を望むファンは多く存在するだろう。

中盤戦まで場所の中心だった北勝富士は9連勝の後1勝5敗だった。

確かに9連勝の相撲は素晴らしかったが、あくまで上位圏外の力士相手に強かったという結果に終わってしまった。

役力士相手には全滅であり、特に本日の大栄翔戦に至ってはすでに負け越しが決まっていた相手に勝てなかったというのは印象として悪い。

14日目の若隆景戦も完敗だし、結果的に今場所の主役である玉鷲、高安にも及ばなかった。

ここ数場所の北勝富士は上位に跳ね返されることが増えてきており、今場所も終盤戦はそれが露呈される形となった。

北勝富士としては如何にして上位に通用する相撲を取っていくのか、来場所以降の課題だろう。

関脇若隆景は11勝で締めくくった。

正直初日から3連敗したときは、単純に負けているだけではなく、内容も崩壊していたため、この段階では正代、御嶽海よりも重症だと思っていた。

その後見事に立ち直り、最終的には11勝して来場所は大関取りの足固めとなる場所になると思うが、課題は序盤戦を如何にして乗り切るかだろう。

初優勝を果たしてからその後3場所連続で序盤戦2勝3敗と負け越している。

いまやすっかり『東関脇=若隆景』が定着しており、それすなわち『大関に最も近い力士』を意味する。

4日目以降の相撲を見たら期待したくなるため、来場所も注目である。

大関陣に目を向けると貴景勝は及第点となる二桁に乗せた。

9日目、10日目の連敗が響く形となったが、玉鷲との直接対決を落としたのがターニングポイントだったか。

そして15日間云々よりも『立ち合い変化』の話題にスポットライトが当たることになってしまった。

これに関してはその時記載しているから割愛するが、貴景勝としては立ち合い変化をするということはその取り組み以外でもリスクが生じるものだということを痛感したのではないだろうか。

貴景勝の相撲内容から考慮すれば、立ち合い変化に味を占めるということもないだろうが、とにかく押しに徹することが一番だろう。

明生戦、錦富士戦のように何度も当たっていく相撲はあれぞ貴景勝の相撲だった。

星こそ凄く上がっている訳ではないが、2場所二桁としているため、来場所ゲンの良い九州場所に期待である。

正代、御嶽海に関しては後日別途に語ろうと思う。

これで今年に入って5場所連続異なる力士が優勝を果たした。

照ノ富士が不調であるため、安定して優勝争いする星を残せる力士が存在しないことによるものだが、今場所だけに関して言えば、上位総当たりの地位でしっかり結果を残した玉鷲が優勝を果たして良かったと思う。

場所前展望でも記載したが、今場所はこれといって話題はなかった。

場所を終えてみて、一番話題になっているのが『立ち合い変化』に関することなのが個人的には少し残念な気がする。

私個人としては結局『これだ』というものはなかったようにも感じるが、豊昇龍、霧馬山、琴ノ若がもう少し白星を海重ねてくれたらもっと面白かったという思いは強い。

また明生が終盤戦5連勝で勝ち越しを決めたため、この辺は嬉しい出来事ではあったか。

早くも来場所の話題になるが、来場所以降もこういった展開は続くだろう。

来場所抜き出る力士は誰になるのか。

とりあえず今場所は先場所のように休場者が多数出ることなく、無事と言っても差し支えなく場所を終えたことが何よりである。

相撲ファンの皆さんも15日間お疲れ様でした。

565. 2022年大相撲九州場所番付予想

番付 西
照ノ富士 横綱  
貴景勝 大関 正代
若隆景 関脇 豊昇龍
  関脇 御嶽海
霧馬山 小結 翔猿
玉鷲 小結  
大栄翔 前頭筆頭 琴ノ若
明生 前頭2枚目 高安
宇良 前頭3枚目 翠富士
逸ノ城 前頭4枚目 若元春
佐田の海 前頭5枚目 北勝富士
錦富士 前頭6枚目 竜電
錦木 前頭7枚目 遠藤
妙義龍 前頭8枚目 隆の勝
栃ノ心 前頭9枚目 宝富士
碧山 前頭10枚目 千代翔馬
阿武咲 前頭11枚目 琴恵光
琴勝峰 前頭12枚目 阿炎
千代大龍 前頭13枚目 隠岐の海
王鵬 前頭14枚目 一山本
東龍 前頭15枚目
熱海富士 前頭16枚目 東白龍
照強 前頭17枚目  

 

毎度おなじみ三役~平幕上位が渋滞しているか。

関脇は若隆景、豊昇龍が勝ち越し、御嶽海が陥落するため3名で確定だろう。

霧馬山を昇進させて4名の可能性もあるが、今場所3関脇3小結のため、この形を継続させるのではないだろうか。

そうなると小結で勝ち越しの霧馬山は確定であり、東前頭筆頭で10勝の翔猿、優勝の玉鷲、関脇で7勝の大栄翔の3名から誰になるかという問題である。

『関脇で7勝』=『来場所小結』では決してなく、過去には平幕に陥落することもあるため、翔猿、玉鷲を優先させた。

平幕上位も渋滞しているが、まぁ大きく予想が外れることはないだろう。

 

問題は幕内と十両の入れ替えである。

十両陥落の人数は単純な成績で見れば5名だが、十両上位に大勝している力士がいないため予想が難しい。

幕内で残留する可能性があるのは

・東前頭15枚目:照強(6勝9敗)

・西前頭16枚目:平戸海(7勝8敗)

この2名であり、昇進がやや難しいと思われるのが

・西十両4枚目:武将山(8勝7敗)

・西十両6枚目:美ノ海(9勝6敗)

この2名である。

私の予想では東前頭17枚目があるため、照強がギリギリで残留する形とし、平戸海が十両陥落、武将山、美ノ海が昇進出来ずという予想にした。

三役の人数、入れ替えに関しては様々な予想が飛び交うのではないだろうか。

564. 2022年秋場所14日目を勝手に語る

優勝争いは玉鷲、高安の2名に完全絞られた。

両者ともに迷いなし。

玉鷲は何をしてくるかわからない翔猿相手に恐れず前に出て圧倒した。

ここ数日立ち合い当たることが出来ていなかったが、本日は迷いなくしっかり当たって自分の相撲を取り切った。

高安はここ数日と変わらず、立ち合いしっかり踏み込んで圧力をかけてからの引き落とし。
全くもって迷いがない。

明日両者が直接対決。
玉鷲は優勝に王手、高安は連勝が絶対条件である。

どんな結果になろうとも、本日のように両者ともに迷いなく自分の相撲を取り切ってくれたら言うことはないだろう。

両者の相撲内容からして良い意味で熱戦は期待出来ないだろう。

どちらが勝つにしても圧倒する展開になるのではないだろうか。

とにかく両者ともにベストを尽くしてほしい。

本日語るのはこれだけで良いだろう。

一応三賞に関しても予想しよう。

敢闘賞:高安、錦富士(条件)
殊勲賞:玉鷲
技能賞:翔猿、北勝富士(条件)

高安は元大関のため、条件付きになるかもしれないが、候補としてはこの5名か。

賞に関してもズレはあるかもしれないが、私個人としては玉鷲と翔猿が確定ならば何でも良いという気持ちはある。

ベテラン玉鷲の2度目の優勝か。
高安がついに初優勝を手にするか。

しっかりと見届けよう。

 

余談ですが本日も酔っ払っているため文章が拙いかもしれませんがご容赦ください。

563. 2022年秋場所13日目を勝手に語る

優勝争いも佳境を迎えているが
2敗:玉鷲
3敗:高安、北勝富士
この3名に優勝争いは絞られたか。

3名の中で迷いなく相撲が取れているのは高安だけか。

長い相撲になることの多い霧馬山相手だったが、立ち合い激しいかち上げからの突っ張り、そして最後は圧力に屈した霧馬山がバランスを崩してしまった。

ここ2日間は廻しに拘らず、迷いなく当たっていく事が出来ている。

間違いなく千秋楽の相手は玉鷲だろうから、虎視眈々と逆転優勝を狙っているか。

そして迷いが見られる玉鷲北勝富士

玉鷲は錦富士相手に押さえ付けるように突き落としを決めたが、立ち合い高いし当たれていない。

むしろ錦富士の方が迷いがないという点では大きく勝っていたと言えるだろう。

ここまで来たら内容云々より白星が大事になってくるだろうが、残り2日間に影響を及ぼさなければ良いのだが。

北勝富士は何とか連敗を止めたが、内容面で言えばパッとしない。

翔猿から見ると、自力優勝の芽が生まれたことによるものかどうかは不明だが、気負い過ぎた感じもする。

何かどちらにとっても不完全燃焼な相撲にも見えた。

北勝富士は連敗を止め、優勝争いにも残ったが、3名の中で唯一自力優勝出来ない状態である。

それでも残り2日間、腐らず自分の相撲を取ることが出来るかどうか。

そして迷いが見られるのは結びの一番を取った貴景勝、若隆景にも言えることか。

貴景勝は昨日のお返しとばかりに立ち合い変化を食らったわけだが、それこそ昨日の北勝富士同様相手を見ていないし、足も出ていない。

昨日の変化に関しては賛否あるが、この話題に関して思いの外盛り上がりを見せているようだった。

単純に内容面で言えば『つまらない』と答える人は大半だろう。

しかし『つまらない』=『大関なのに』とはまた意味が異なると思う。

これに関しては答えはないし、好きか嫌いかの問題である。

そして力士からすると、結局変化で勝利したからにはこの先相手が変化しても文句は言えないし、観戦者も同情は出来ないのだ。

昨日の今日の出来事だが、貴景勝はまさにそれだったということだ。

また本来の貴景勝の相撲内容から考慮すると昨日変化を選択した時点で迷いが生じているし、その翌日にあっさり食らってしまうのも迷いが生じたまま相撲を取り続けていたというところか。

そして変化を決めた若隆景だが、昨日の敗戦により迷いが生じたか。

始めから変化で決めようとしていたのならば迷いとは異なるが、貴景勝が番付上位とはいえ、このところ3連勝しており良いイメージもあったと思うのだが。

まぁ何としても二桁に乗せたいという思いが強かったか。

明日の注目の割は2敗、3敗力士の相撲全部になるわけだが、誰が迷いなく自分の相撲を取ることが出来るか。

優勝争いから後退した翔猿はもはや失うものはないため、明日の玉鷲戦は思い切って来るのではないだろうか。

玉鷲が迷ったまま相撲を取り、すぐに叩きにいくようなことがあれば厳しい展開になるのではないだろうか。

残り2日間。
誰が迷わず自分の相撲を取り切る事が出来るかどうか。

562. 2022年秋場所12日目を勝手に語る

少し遅くなりましたが12日目に関して。

1敗、2敗の力士が全員黒星。

何ともまぁ締まりがないと感じさせるが、ある意味では仕方ない光景とも言えるか。

ここが平幕力士たる所以とも言える。

仮にここで優勝争いしていた横綱が3人程いたとして、それが全員敗れたとなれば完全に締まりがないと言えるが、ある程度波があるのは平幕力士たる所以と言ったところである。

残念と言えば残念だが、仕方ないと言えば仕方ないとも言える。

しかしその中で平幕ではない関脇の若隆景だけは勿体ないと言えるか。

自身の取り組み前に兄の若元春が見事援護射撃を果たした。

これで星の差1つにするチャンスだったが、高安に敗れてしまった。

8連勝で来ていたし、若隆景にとって高安はそこまで苦にする相手でもなかったため、余計ショックが大きい。

高安のかち上げからの突っ張りに威力があったことは間違いないのだが、本日の若隆景は残念であった。

それは昨日の高安にも言えることではあるが。
なぜ本日このような素晴らしい相撲が取れるのに、昨日あんな相撲を取ってしまったのだろうか。

本日は四つに組むことを全く考えず、離れて勝負をつけるという強い意思を感じた。

いわゆる迷いのない相撲だが、昨日は明らかに動きが固く、迷いが生じていた。

結果論中の結果論だが、昨日勝っていれば星も並んでいたのに。

とりあえず自力優勝の芽が出てきたのが何よりか。

そして1敗だった玉鷲
立ち合いで若元春に左前ミツを許し、突き放すことが出来なかった。

若元春としては珍しく左前ミツを狙いにいき、それが見事にはまった相撲となったが、玉鷲としてはやはり緊張もあったか。

当たりも弱く感じたし、また喉輪もいつもとは逆の左で行っていた。

相手を警戒しすぎてしまったのか。
とにもかくにも残り3日間、迷いなく自分の相撲に徹することが出来るかどうか。

2敗力士が敗れたため玉鷲の単独トップは変わらないが、この黒星により自力優勝の芽が出てきた力士が数名生まれた。

これがどのように影響を及ぼすだろうか。

2敗力士の北勝富士貴景勝の変化に屈して3連敗。

貴景勝の変化は相当珍しかったと思うが、北勝富士としては当たり負けしないように意識しすぎたため、対応することが出来なかったか。

変化に関しては賛否あるだろうが、貴景勝としては3大関の中で唯一勝ち越しを決めた。

勝ち越しただけでは褒められたものではないが、内容どうであれ平幕力士に易々と敗れるわけにはいかないため、そういった面ではとりあえず良かったと言えるか。

面目を施すためには二桁に乗せたいところだろう。

北勝富士はこれで3連敗となったが、この結果だけを見てしまうと、やはりここ数場所の北勝富士は上位で勝ち越すのが難しくなっているのだと感じさせてしまう。

自力優勝の芽がない状況だが、とりあえず連敗を止めたいところだろう。

ここまで私のブログで相撲内容に関してはあまり触れていなかった錦富士だが、本日翔猿に敗れて3敗へ後退。

翔猿としては見事壁になったと言える。

今場所の錦富士は先場所以上に動きの良さを見せているが、今場所上位圏内で好調の翔猿の前ではやや勝手が違ったか。

錦富士以上に翔猿の動きが良く、また単純に押す力も翔猿の方が良かった。

そしてこれで翔猿は自力優勝の芽が出てきた。
ここに来てとんでもないダークホースが出てきたがはてさて。

明日の注目の割は2敗、3敗力士全員の取り組みであるが、気掛かりなのがおそらくこのままだと『翔猿ー高安』が組まれないことである。

玉鷲の残りの相手は上記2名になるだろうから、そうなると割が組まれなくなるのである。

現段階の3敗同士の割を組まないのはどうなのだろうか。

奇しくもこの両者、自力優勝の芽が出てきたもの同士だがはてさて…