きょうへいくんの大相撲日記

幼少期より大相撲を愛し、勝手に語ります。

2019-01-01から1年間の記事一覧

113. 2019年秋場所14日目を勝手に語る

御嶽海、貴景勝、隠岐の海が3敗を死守。御嶽海は狙っていた変化だろう。過去の合い口が悪いことに加え、昨日は優勝争いの先頭を走っていた貴景勝を引きずり下ろした豪栄道相手にこれしかないという考え方だったのではないだろうか。褒められた内容ではないが…

112. 2019年秋場所13日目を勝手に語る

貴景勝が鬼門を突破できず3敗目を喫し、3敗で4人が並ぶ大混戦となってしまった。貴景勝としては立ち合い潜って、下から押し上げる作戦だったのだろうが、いつもと異なることをやった時点で負けだろう。今年の春場所、逸ノ城相手にもろ手突きを選択してあっさ…

111. 2019年秋場所12日目を勝手に語る

貴景勝大関復帰。本日はこれに尽きるだろう。立ち合いで妙義龍を起こし、すぐに左から突き落とし。立ち合いしっかり当たって圧力をかけたからこそ決まった流れである。重圧のかかる一番も立ち合いに集中しており、自分の相撲を取りきった。史上最速の特例復…

110. 2019年秋場所11日目を勝手に語る

終盤戦へ突入した秋場所だが『勘弁してくれよ』が本音である。昨日記載したが、貴景勝、御嶽海、朝乃山に優勝が絞られたと考えており、本日も自分の相撲を取り切れば問題ないという予想をしていた。その一方で、不安要素も存在すると考えていた中、まさにそ…

109. 2019年秋場所10日目を勝手に語る

大相撲秋場所も中盤戦を終了した。そして本日の取り組みを終え、混戦模様だった優勝争いも貴景勝、御嶽海、朝乃山に絞られたのではないだろうか。まず1敗の平幕両力士が敗れ、1敗が消滅。正直明生がもったいない一番だった。立ち合いしっかり踏み込み、得意…

108. 2019年秋場所9日目を勝手に語る

大相撲秋場所も本日より後半戦へ突入。まず本日の取り組みで熱戦だったのは『阿炎ー朝乃山』。阿炎も腕を良く伸ばし突き放していったが、朝乃山が我慢して相撲を取った。阿炎は途中朝乃山の後ろに付きそうになったが、攻めきる事が出来なかった。朝乃山はこ…

107. 2019年秋場所中日を勝手に語る

鶴竜休場。怪我の度合いは不明だが、相撲内容、精神的には崩壊していただろう。醜態を晒すくらいなら休場した方が賢明だと感じていたため、この結果はそこまで驚きはしない。とはいえ結果的に横綱不在となってしまったことは残念である。場所に話を移そう。…

106. 同一横綱に対して初顔合わせから連勝

先場所、初顔合わせで鶴竜に勝利して以降、何かと私のブログ内でも度々話題に挙がる友風。 その友風がまたもや記録を作った。 題名の通り友風が『同一横綱に対して初顔合わせから連勝』を果たした。 これは今回の友風で13人目である。 意外に多いように感じ…

105. 2019年秋場所7日目を勝手に語る

貴景勝連敗。本日は押し相撲の難しい面が垣間見れた一番だと言える。昨日遠藤戦で引いてしまって墓穴を掘ったため、本日は引かない意識を持って土俵に上がっただろう。しかも立ち合いの一発、馬力のある千代大龍相手なら尚更だ。いつも以上に立ち合い強く当…

104. 2019年秋場所6日目を勝手に語る

中盤戦へ突入した秋場所は、さっそく大荒れとなった。1横綱2大関が総崩れし、大関復帰を狙う貴景勝にも土が付いた。まず『貴景勝ー遠藤』だが、貴景勝としては最悪の相撲内容であった。立ち合いの当たり自体はそこまで悪くなかったが、遠藤の低さ、圧力に怯…

103. 2019年秋場所5日目を勝手に語る

大相撲秋場所も序盤戦終了。そして序盤戦最終日に波乱が起きた。朝乃山としては胸を合わせ、左上手を引くという最高の形を作った。あとはがむしゃらに攻めるだけだ。 ここ数場所、攻めの姿勢が目立っており、それが横綱戦でも発揮された。鶴竜としては立ち合…

102. 嘉風の影響力

十両に番付を落としており、今場所も全休で幕下陥落を確定させている嘉風が本日引退を表明した。幕下に陥落しても復活を遂げてくれると願っていただけに残念な知らせだった。デビュー当初は、アマチュア横綱となって幕下付け出しの権利を得ながら、有効期限…

101. 2019年秋場所4日目を勝手に語る

『貴景勝ー友風』昨日記載した通り、友風の『強さ』を感じたことはないが、間違いなく結果を残している力士のため、貴景勝にとっては油断ならない相手である。しかし杞憂だったか、貴景勝の圧勝だった。立ち合いしっかり踏み込み、貴景勝の間合いで突き放し…

100. 2019年秋場所3日目を勝手に語る

大相撲秋場所も3日目終了。各々力士の状態が徐々にわかってくる頃でもある。その中で組まれた『貴景勝ー朝乃山』。今場所を占う意味でも重要な一番となる若手同士の対戦は、貴景勝に軍配が上がった。昨日私が予想した通り、短い勝負だった。朝乃山としては右…

99. 貴景勝、大関復帰なるか?

75%。 この数字は何かというと、この2日間を終えて、過去の事例から踏まえた場合、貴景勝の大関復帰の確率である。 57. 栃ノ心が特例復帰場所にて唯一達成した記録でも記載したが、過去特例復帰場所にて大関復帰を果たした6例の共通点は『初日から2連勝以上…

98. 2019年秋場所2日目を勝手に語る

白鵬休場。正直拍子抜けである。昨日白鵬について記載したが、結果としてこれが『荒れる』ことに繋がるかどうか。白鵬がもたらす影響力は計り知れないものがある。 それは出場していても休場していてもだ。この休場がどのように左右するのか。話を場所に移す…

97. 白鵬が初日黒星によりもたらす影響

白鵬が初日黒星を喫した。 横綱に昇進して以降9回目である。 まず白鵬が初日黒星を喫した場所を以下にまとめた。 場所 黒星相手 成績 優勝力士 備考 平成19年秋場所 安馬 13勝2敗 白鵬 平成19年九州場所 琴奨菊 12勝3敗 白鵬 平成20年九州場所 安美錦 13勝2…

96. 2019年秋場所初日を勝手に語る

白鵬初日黒星。やはり北勝富士に対してあまり良い印象を持っていないような内容だった。北勝富士としては思った通りの内容だろう。白鵬は立ち合い張り差しを選択。しかし北勝富士は動じず、白鵬もやや腰高だった。形としては白鵬十分の右四つになったが、廻…

95. 2019年大相撲秋場所展望

明日から大相撲秋場所が初日を迎える。最大の注目点は『貴景勝が大関復帰なるかどうか』という点だろう。昇進前の力量を考えれば十分に可能だろうが、怪我の問題に加え、相手も研究してきているため容易ではない。貴景勝の大関昇進の直近3場所成績は 13勝(優…

94. 別々の力士による連続優勝に関して

久々の投稿だが、本日は大相撲秋場所の番付発表である。私自身予想と大きくずれた所は、竜電と幕尻付近か。まぁこんなものと言えばこんなものだろう。さて今年の大相撲も残すところ2場所となり『年間最多勝』『年間全勝ち越し』などの話題がちらつく所だが、…

93. 公傷制度について考える 後編

前編では、大相撲の怪我の深刻化について記載した。 後編では公傷制度の『私案』を記載していきたいと思う。 まずおさらいとして、前提は ・長期休場への対策 ・地位の確保 ・収入面 ・乱用されない工夫 この4点を踏まえた立案が以下の通りである。 ①公傷は…

92. 公傷制度について考える 前編

大相撲名古屋場所が終了して早1週間。 今場所の名古屋場所は、協会、ファンにとっても様々な点で考えさせられる場所になったのではないだろうか。 その中の1つが『怪我』『休場』に関する問題である。 以前 16. 協会よ。いい加減に考えるときだ。 でも記載し…

91. 2019年名古屋場所千秋楽を勝手に語る

鶴竜が本割で優勝を果たし、名古屋場所初優勝を飾って幕を閉じた2019年大相撲名古屋場所。鶴竜にとってはそもそも名古屋場所の皆勤が4年ぶりであり、名古屋場所を制覇したことで『4会場制覇』となった。15日間を通じて、悪手が全く見られなかった。 これに尽…

90. 2019年大相撲秋場所番付予想

東 番付 西 鶴竜 横綱 白鵬 高安 大関 豪栄道 栃ノ心 大関 御嶽海 関脇 貴景勝 阿炎 小結 遠藤 北勝富士 前頭筆頭 碧山 朝乃山 前頭2枚目 逸ノ城 大栄翔 前頭3枚目 友風 正代 前頭4枚目 玉鷲 千代大龍 前頭5枚目 志摩ノ海 琴奨菊 前頭6枚目 妙義龍 竜電 前頭…

89. 千秋楽本割、優勝決定戦の連勝による逆転優勝

大相撲名古屋場所も1敗鶴竜、2敗白鵬の2名に優勝争いが絞られ、この両者が明日直接対決をする。 こちらでも記載したが、白鵬は42回もの優勝を果たしながら、題名の通り『千秋楽本割、優勝決定戦の連勝』を果たしたことがない。 ちなみに年6場所制となった昭…

88. 2019年名古屋場所14日目を勝手に語る

昨日までの展開を見て、千秋楽横綱同士の相星決戦を望んでいたが、それも叶わなくなった。白鵬が勝手知ったるお得意様琴奨菊に敗れ、2敗に後退。それにしても近年の白鵬は、勝っても負けても疑問が残りやすい。確かに琴奨菊の踏み込みは良く、左前ミツも良い…

87. 2019年名古屋場所13日目を勝手に語る

誰が予想しただろうか。まさかまさかの大波乱。鶴竜が平幕友風に不覚を取り、ついに初黒星を喫した。悪手を見せたわけではない。立ち合いの踏み込みも低く鋭く、友風の上体を起こした。しかしそこからは焦りだったのか。友風としては立ち合い当たり負け、上…

86. 2019年名古屋場所12日目を勝手に語る

大相撲名古屋場所も12日目を終了し、優勝争いも佳境を迎える。本日12日目に関して言えば波乱もなく、横綱がしっかり締めたというべきか。照強が2敗を死守したが、私からすれば言い方は悪いが眼中にない。最早優勝争いは両横綱に絞られている。全勝の鶴竜は千…

85. 2019年名古屋場所11日目を勝手に語る

名古屋場所も本日より終盤戦へ突入。その中、高安休場。やはり肘は限界だったようである。昭和以降で初となる4大関の休場となった。そしてこれにより、白鵬が不戦勝。現状の番付順ならば13日目に組まれる予定を前倒しし、結果としてそれが仇となる形となった…

84. 安美錦という力士

本日、安美錦が引退を表明し、23年間の土俵生活に別れを告げた。今場所2日目に古傷の右膝を負傷し、それでも再出場するという話も聞いていたため、非常に驚かされた。近年の大相撲で『くせ者』と言えば安美錦を思い浮かべるファンも多かっただろう。関取在位…