きょうへいくんの大相撲日記

幼少期より大相撲を愛し、勝手に語ります。

113. 2019年秋場所14日目を勝手に語る

御嶽海、貴景勝隠岐の海が3敗を死守。

御嶽海は狙っていた変化だろう。

過去の合い口が悪いことに加え、昨日は優勝争いの先頭を走っていた貴景勝を引きずり下ろした豪栄道相手にこれしかないという考え方だったのではないだろうか。

褒められた内容ではないが3敗を守り、千秋楽を迎えることになった。

貴景勝は完璧の一言。

竜電を寄せ付けず、自分の相撲を取りきった。

そして疑惑の『遠藤ー隠岐の海』。

思い出されるのは今年の夏場所13日目の『栃ノ心ー朝乃山』である。

際どい一番だが、スローVTRを見る限りでは遠藤の踵は出ていないように見えた。

正直私は『誤審』だと思っている。

夏場所の時と決定的に異なるのは『物言い』が無かったことである。

あのときは栃ノ心に軍配が上がったため、踵が出たかもしれないという点で物言いをつけやすかっただろうが、今回の場合『遠藤の踵が出た』と審判が手を挙げた時点で終了である。

現地観戦していた観客も納得いかなかったのではないだろうか。

2012年九州場所9日目。
日馬富士豪栄道』では豪栄道の足が出たと思い、審判が手を挙げたが、このときは物言いがつき、足は出ておらず『やり直し』という結果に至った。

今回もまず物言いをつけるべきだったのではないだろうか。

はっきり言うが、この一番に関しては『私情』も挟んでいる。

というのも隠岐の海の『インチキ優勝』を見たくないのである。

中日辺りから隠岐の海に対して辛辣な記載しているため断っておくが、隠岐の海が優勝してほしくないのではなく『上位とろくに対戦していない力士の優勝が見たくない』のである。

そういった私情も挟んでいるため、この一番は腹立たしかった。

いずれにせよ、蛇の目の砂に足跡が残っていないならば、まず物言いを付けるべきだと考える。

明日の注目は
貴景勝隠岐の海
『御嶽海ー遠藤』
優勝に関する2番だろう。

貴景勝隠岐の海の割が組まれたため、4敗の優勝の可能性は消えた。

私が望むことは御嶽海、貴景勝どちらかの優勝である。

そのため貴景勝には何がなんでも勝ってほしいと願っている。

そして最も望む展開は史上初の『関脇同士の優勝決定戦』である。

ぜひとも見てみたいものだ。
それが今後の角界を引っ張っていくであろう力士同士の対戦ならば尚更だ。

また三賞の行方も気になるところである。

私の予想は
敢闘賞:御嶽海、隠岐の海
殊勲賞:朝乃山
技能賞:該当者なし

おそらく貴景勝の受賞はないと考えている。

そして炎鵬の技能賞だけは本当に止めていただきたい。

炎鵬に受賞させるならば、御嶽海、遠藤、阿炎、北勝富士いずれかに受賞させた方が良いと思っている。

先場所の技能賞も納得しておらず、これでもし今場所も受賞するならば今後も『勝ち越せば受賞』という流れになりかねない。

はっきり言えば、今場所『炎鵬贔屓』のNHKの放送の仕方にも嫌気が差していた。

話は変わるが、今場所も千秋楽の割は14日目の取り組みが終了してから編成された。

これで3場所連続だが、7勝7敗同士の対戦、入れ替え戦など見所の多い千秋楽になるため、これは毎場所恒例にすべきだと感じた。

とにもかくにも優勝は誰の手に…

※追記
三賞予想の敢闘賞に新入幕の剣翔を忘れていました。