照ノ富士の強さ、横綱の存在感を改めて感じることが出来たが、琴ノ若の大関昇進も確実でありめでたい話題である。
そんな琴ノ若だが、大関昇進を果たしたことで琴櫻の四股名を継承するのかどうかも注目である。
琴ノ若は現在26歳であり、春場所新大関で迎える頃は26歳4ヶ月である。
私個人としては特段若い年齢による昇進ではないと考えている。
現役大関の昇進年齢を見ても
・貴景勝:22歳9ヶ月
・霧島:27歳3ヶ月
・豊昇龍:24歳4ヶ月
※全て新大関の場所での年齢
以上のため、特別若い年齢でもなく、また若手と呼ぶほどの年齢でもないと言える。
改めて考えると貴景勝は霧島と同じ学年、琴ノ若の学年1つ上のため、早くに昇進したことがわかる。
話は少し逸れたが、祖父の琴櫻はどのような流れで昇進を果たしてきたか振り返っていこうと思う。
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十両昇進年齢 |
21歳8ヶ月 |
21歳8ヶ月 |
幕内昇進年齢 |
22歳4ヶ月 |
22歳4ヶ月 |
三役昇進年齢 |
23歳2ヶ月 |
25歳2ヶ月 |
大関昇進年齢 |
27歳0ヶ月 |
26歳4ヶ月 |
52場所 |
48場所 |
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大関昇進までの在位数(幕内昇進から) |
27場所 |
23場所 |
大関昇進までの在位数(三役昇進から) |
23場所 |
7場所 |
横綱昇進年齢 |
32歳4ヶ月 |
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大関在位数 |
32場所 |
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十両昇進と幕内昇進に関しては年齢が同じである。
差が生じたのは三役昇進である。
琴櫻は幕内昇進から早々と三役に昇進したが、琴ノ若は如何せん三役昇進は昨年の初場所の出来事だった。
これに関しては三役が渋滞していた時期でもあり、上位圏内で勝ち越しを続けながらも中々昇進に恵まれなかった不運もある。
しかし三役昇進後にも差は生じており、琴櫻は三役昇進から大関昇進まで約4年かかってしまった。
一方の琴ノ若は三役昇進から大関昇進までわずか約1年である。しかも三役では負け越しなしである。
所要場所数に関してもここまでは概ね同じと言って良いだろう。