昨日正代が照ノ富士を下して金星を獲得した。
今回で正代自身2個目の金星だが、初めての金星が平成29年名古屋場所のため6年半ぶりと久しぶりの金星だった。
正代は大関陥落後も言い方は失礼だが突如力を発揮することがあるため、上位陣にとっても侮ることが出来ない相手だと改めて感じさせる相撲だった。
正代が大関から陥落して1年程経過するが、元大関の金星はどのくらい存在するのか。
詳細は以下の通りである。
陥落後からの場所数 |
陥落後の金星数(通算金星数) |
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魁傑 |
2場所 |
1個(3個) |
16場所 |
2個(2個) |
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出島 |
9場所 |
2個(6個) |
33場所 |
2個(2個) |
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4場所 |
3個(3個) |
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高安 |
16場所 |
1個(5個) |
正代 |
7場所 |
1個(2個) |
魁傑は1度目の大関陥落後の2場所目に金星を獲得している。
その金星を獲得した1年後に大関復帰を果たしている。
貴ノ浪は1度目の陥落した場所数も含めている。
雅山と琴奨菊も同様であり、大関陥落後に初めて金星を獲得した。
陥落後からの場所数を見ると、正代は歴代3位と比較的早めである。
これがこの先どのような結果をもたらすのかは予想が難しいところであるが、上記の通り正代はまだ上位陣にとって侮ることの出来ない相手という事にはなるか。
ちなみに陥落後の金星獲得数で最も多いのが琴奨菊の3個である。
金星は確かにすごいが裏を返せば平幕在位が多いという事の証明にもなるため難しいところであるが、正代はこの先金星の数を増やしていくのだろうか。