きょうへいくんの大相撲日記

幼少期より大相撲を愛し、勝手に語ります。

746. 2023年九州場所10日目を勝手に語る

中盤戦最終日の10日目。
1敗の一山本が敗れ、2敗で4名が並んだ。

2敗力士の中に存在する役力士は霧島と琴ノ若

まず霧島だが、先場所敗れている錦木を冷静に対処した。

下手に組みにいったら極められる可能性があるため、突き放していくと思ったが、立ち合い当たってすぐにいなし、錦木の後ろにつく事が出来た。

絶対的な強さを見せているわけではないが、冷静に相撲を取って白星に結び付けている。

一山本が敗れて先頭に並んだため、このままの流れで終盤戦も場所を引っ張ってほしいところである。

とはいえ取り組み後に指を気にしていたのが気掛かりではあるが。

琴ノ若は豪ノ山を下して勝ち越しを決めた。
豪ノ山の当たりをしっかり受け止め、左上手が早かった。

今場所の琴ノ若の重たい腰で相手を受け止めるという内容が出た一番と言えるだろう。

豪ノ山としては立ち合いの当たりが吸収されてしまった感覚だったか。

琴ノ若は連敗した翌日に苦手豊昇龍を下し、そして本日も磐石の内容であるため、終盤戦へ向けて再びエンジンがかかってきたか。
まず目指すは二桁だろう。

平幕の2敗力士に目を向けると、まず本日敗れて2敗へ後退した一山本。

昨日も記載したが、このまま突っ走っていくとは考えにくかったし、負けたこと自体に驚きはない。
しかし昨日の玉鷲戦が完璧だったため、その翌日に敗れたことは残念である。

本日は平戸海の踏み込みが良く、一山本の突っ張りを許さずうまく相撲を取っていた。

本日敗れて2敗へ後退したが、一山本としては気にせず自分の相撲を取ることが重要だろう。

明日は大栄翔と割が組まれた。
初の三役挑戦だが、力を出し切る事が出来るかどうか。

それにしても大栄翔は夏場所の朝乃山、先場所の熱海富士と好調の平幕力士相手に抜擢されることが多い。

熱海富士が湘南乃海を下して勝ち越し。

ここ数日は受けに回ることが多かったが、本日は良い攻めが光っていた。

良い相撲で勝ち越しを決め、終盤戦もこの流れでいけるかどうか。

明日は役力士と割が組まれず、美ノ海と組まれた。
美ノ海には失礼だが、熱海富士にとっては優勝を狙う上ではチャンスではないだろうか。

この割はかなり問題があると思うが、別途記載したいと思う(先に断っておくと美ノ海の実力云々ではない)。

大関陣に目を向けると、貴景勝が合い口の悪い阿炎を下して7勝目。

貴景勝云々ではなく、阿炎が何をしたかったのか。
今場所大栄翔戦でも差しにいくような相撲を見せたが、貴景勝相手にやる必要があっただろうか。

今場所の阿炎は良いのか悪いのか立ち合い変化を見せていない。

正直本日は左上手狙いで動いてくると思っていたのだが。

場所前手術をした影響もあるだろうが、初日の相撲を見る限りではもっとやってくれると思っていただけにここまでの成績は残念である。

貴景勝は磐石とは言い難い中でも先頭とは1差である。

明日以降、割崩しがなければ関脇以上との連戦が続くが、連覇を狙うならば一つも落とせないと言っても過言ではない。

豊昇龍は若元春を下して連敗を止めた。
この一番も豊昇龍云々ではなく、若元春がらしくなかった。

あっさりと豊昇龍が差し勝つ流れとなったが、若元春の左があまりにもがら空きだった。

豊昇龍としてはどんな形であれ、連敗を止めたのが何よりか。
先頭とは1差のため、必死に食らい付いていくしかない。

精彩を欠いている関脇大栄翔は朝乃山を下して6勝目。

決してお得意様ではないが、朝乃山が幕内へ復帰して以降、朝乃山の壁として立ちはだかっている。

ここ数日相撲内容が崩れている中、本日もどのような展開になるか注目していた。

正直本日も大栄翔は上体だけで攻めているようだったが、それでも気力で押し切ったような内容だった。

朝乃山としては踏み込みは良かったが、まとも叩いて呼び込んでしまった。

朝乃山は踏み込みが良かっただけに勿体ない一番と言えるだろう。
土俵に復帰して1勝2敗だが、明日も豊昇龍戦が組まれているため、朝乃山にとっては厳しい土俵になりそうである。

明日の注目の割は
貴景勝琴ノ若
この一番である。

琴ノ若が勝てば貴景勝は優勝争いから脱落し、貴景勝が勝てば優勝争いはかなりもつれる展開になるのではないだろうか。

今場所の両者の状態から鑑みると、貴景勝琴ノ若を押し切るイメージがまるで沸かない。

貴景勝としては掴まらないように動き、琴ノ若が慌てて攻めてくるところをうまくいなしにいくか。

琴ノ若としてはどっしり構えて慌てないことだろう。
琴ノ若はこの場所を大関取りの起点にするのか、それとも足固めにするのかという点でも重要な一番になりそうである。

明日から終盤戦へ突入するが、優勝ラインは3敗までか。
展開によっては先場所同様4敗の可能性もあるが、ここは役力士の踏ん張りどころか。

とはいえその役力士の直接対決が残されているため、混沌とする可能性があるのだが…