大相撲九州場所は3日目が終了。
ここまで3大関3関脇の活躍が光っており、大関・関脇の充実した場所となっている。
そして今場所最大の注目点が『貴景勝の綱取り』だろう。
綱取りと明言されていなくても、連覇に向けて好発進であることに間違いない。
『勝手に語る』でも記載したが、貴景勝が大関昇進以降、初日から3連勝は3回目である。
大関在位27場所で3回目はかなり少ないと言って良いと思うが、貴景勝にとっては重要な事である。
本題に移るが、題名に②と記載しているが、実は2年前の九州場所にも同じ題名で投稿したことがある。
そして2年前の貴景勝は結果12勝3敗で次点の成績となったため、データ通りならば今場所も次点以上の成績が期待できる。
そのデータとは『貴景勝が初日から3連勝以上すれば次点以上の成績を残す』という事である。
ちなみに過去の投稿はこちらをご参照ください(過去の投稿には令和3年九州場所の成績は含まれていません)。
喜ばしいデータであるが、今場所の貴景勝が目指すべきところは次点ではなく『優勝』だろう。
今場所で綱取りを成功させるためには連覇が絶対条件と言って良いだろう。
私個人としては14勝以上もしくは内容の伴った13勝以上だと思っている。
この流れのままの13勝以上で優勝ならば文句なしだと思うが、如何せんまだまだ先は長い。
そして今場所は冒頭の通り、大関・関脇が充実している。
全員を下すのは中々難しいが、こういう時に優勝を果たしてこそ価値も大きく上がるだろう。
一日一日が勝負の場所だが、この先の貴景勝の活躍に期待である。