きょうへいくんの大相撲日記

幼少期より大相撲を愛し、勝手に語ります。

410. 今場所の貴景勝は次点以上確定?

2年ぶりの九州開催である九州場所は本日で3日目が終了。

各力士の状態がわかり始める頃合いであるが、そうはいっても現状優勝予想をすることは困難だろう。

もちろん照ノ富士を中心に繰り広げられるだろうが、誰が並走・追走するのか、もしかしたら照ノ富士が突如崩れる可能性も考えられるため、現状は何とも言い難い展開である。

その中、貴景勝が初日から3連勝とした。

大関ならばそれくらい当然』と思うかもしれないが、大関へ昇進して今場所で14場所目となる貴景勝だがこれで『2回目』である。

昨日も記載したが、今場所を計算に入れても2日目、3日目ともに大関へ昇進以降は『6勝7敗』と負け越している(1場所全休。1場所は3日目不戦敗。)。

それだけ貴景勝にとって2日目、3日目は鬼門だったのである。

 

貴景勝が三役以上の番付で初日から3連勝以上をした場所は以下の通りである。

場所

初黒星日

最終成績

番付

平成30年九州場所

7日目

13勝2敗(優勝)

小結

平成31年初場所

4日目

11勝4敗(次点)

関脇

令和元年秋場所

6日目

12勝3敗(同点)

関脇

令和2年九州場所

9日目

13勝2敗(優勝)

大関

上記の通り大関在位では今場所が2回目である。

そして注目すべき点が、過去4回は優勝2回、同点1回、次点1回と好成績を残している。

たかが3連勝と言えるが、貴景勝にとっては『されど3連勝』なのである。

 

余談だが初日から3連勝できないと成績が下降線を辿ることが多いが、その中でも二桁に白星を乗せた場所は以下の通りである。

場所

初黒星日

最終成績

番付

平成31年春場所

3日目

10勝5敗

関脇

令和2年初場所

2日目

11勝4敗

大関

令和2年秋場所

3日目

12勝3敗(次点)

大関

令和3年春場所

3日目

10勝5敗

大関

令和3年夏場所

2日目

12勝3敗(同点)

大関

12勝を2回経験しているが、優勝には届かない結果となっている。

貴景勝にとって初日から3連勝は重要事項であり、また貴景勝にとって11月場所は2回優勝を果たしているため縁起の良い場所である。

今場所の貴景勝はここまで相撲内容も伴って3連勝としている。

過去は最低でも次点の成績を残しているがはてさて。

照ノ富士中心で場所が進んでいくだろうが、貴景勝にも健闘していただきたいところである。