きょうへいくんの大相撲日記

幼少期より大相撲を愛し、勝手に語ります。

438. 貴景勝の序盤戦2敗に関して

大相撲初場所は3日目を終了したが、大関貴景勝が3日目で早くも2敗目を喫した。

昨日も記載したが、貴景勝大関へ昇進して今場所で15場所目だが、2日目の成績は6勝8敗と負け越している(1場所全休)。

そして3日目も本日敗れて6勝8敗(全休1、不戦敗1)となり、2日目同様鬼門となっている。

先場所こちらでも記載したが、貴景勝が序盤戦無傷で乗り切れば『次点以上』の成績を残すことが約束(?)されているのだが、如何せん序盤戦に取りこぼすことが多いため、序盤戦無傷は15場所中2場所に留まる(序盤戦無傷どころか初日から3連勝でも2場所に留まる)。

幕内在位30場所で見ても序盤戦無傷はたった4場所に留まる。

大関昇進以降、貴景勝の序盤戦(特に2日目、3日目)が如何に鬼門であるかを証明する記録でもある。

これだけ序盤戦に早々黒星を喫しているのだが、序盤戦で2敗以上を喫するのは今場所で『8回目』である。

中には途中休場したものも含むが、大関在位の半分以上で序盤戦2敗以上を喫してしまっている。

過去7回の詳細は以下の通りである。

場所

序盤戦成績

黒星喫した日

最終成績

令和元年夏場所

3勝2敗(5日目不戦敗)

3日目、5日目

3勝4敗8休

令和元年九州場所

3勝2敗

2日目、5日目

9勝6敗

令和2年春場所

2勝3敗

2日目、4日目、5日目

7勝8敗

令和3年初場所

1勝4敗

初日から4連敗

2勝8敗5休

令和3年3月場所

3勝2敗

3日目、5日目

10勝5敗

令和3年名古屋場所

1勝2敗(3日目不戦敗)

2日目、3日目

1勝2敗12休

令和3年秋場所

2勝3敗

初日から3連敗

8勝7敗

 

過去に勝ち越したのは3回だけであり、途中休場に至ることもある。

このところの貴景勝は『怪我により休場』⇒『角番脱出』⇒『好成績』⇒『休場』という流れが多いように感じる。

先場所は貴景勝本来の相撲がみられて12勝を挙げ、今場所初日も完勝だったがこの2日間つまずいている。

好成績の翌場所はやはり休場になってしまうのか。

1年皆勤することも難しくなっているため、貴景勝にとってはここが踏ん張りどころである。