きょうへいくんの大相撲日記

幼少期より大相撲を愛し、勝手に語ります。

220. 集団感染に伴う慎重な決断

大相撲秋場所初日まであと3日。

その中『玉ノ井部屋新型コロナウイルスに集団感染』という気掛かりなニュースを目にした。

相撲という競技の性質上及び集団生活を送っているため、予防に徹することが出来ない事実もある。

これを仕方ないと捉えるのか否かに関してここでは触れず、今回触れる話題は『番付の下降』に関してである。

これに関してファンの意見としては
『公傷制度のような形で対応するべきだ』
という意見もある一方で
『それならインフルエンザでも同じ対応にするのか?』
『番付下降は当然のこと』
という意見も存在する。

私自身の意見としては、罹患した力士に関しては後者の意見のように番付下降は致し方ないと考えているが、罹患せずに全休せざるを得なくなった力士には何かしらの対応が必要だと考える。

大怪我をした力士の場合、出場するか休場するかは基本的にその力士が決断することである。

『陰性だし症状もないから出場しても問題ない』
『何もないのに番付が下がるなんてふざけたことがあるか』
という考え方を持つ力士も存在するだろう。

もちろん昨今のコロナウイルスの驚異を踏まえると、間違ってもこれを口にする力士は存在しないだろうが、この考え方に至ること自体は何ら不思議ではない。

協会としてはこの辺の対応をどのように考えているのか。

そもそも秋場所の開催自体も問題視される可能性もある。

ファンとしてはもちろん本場所を楽しみにしているのだが、何よりも大切なのは『力士の身体』である。

ぜひとも納得のいく対応、対策、慎重な決断を下してほしいところである。