きょうへいくんの大相撲日記

幼少期より大相撲を愛し、勝手に語ります。

15. 2019年大相撲初場所10日目を勝手に語る

白鵬全勝の色がどんどん染まっていく。

お膳立てをするかのように周りも崩れていく。

本日の隠岐の海戦。
解説 北の富士も『こんなもんだよね。期待して損した。』とぼやいていたがその通りだ。

立ち合いの鋭さが日に日に増していく。

前半戦のような隙はもう見られないのではないだろうか。

2敗の両関脇が明暗を分けた。

まず『明』の玉鷲だが、本日も完勝。

昨日も記載したが、錦木が酷すぎることもあるが。

明日の琴奨菊戦はここ数年で立場が逆転して、対戦成績もリードしているが、逆転勝利も多いため必ずしも安定しているわけではない。

番付通りいけば、明後日12日目が白鵬戦となるため、その前に星を落としたくないところ。

一方『暗』の貴景勝
立ち合いの当たり、その後の攻めは良かったように感じた。

しかし本日は高安が意地を見せた。
当たり負けしているし、その後の張り手も腰高だったが、何とかしようとする気迫はここ数日の中では群を抜いていた。

最後はうまく体を開いて叩き込んだ。

貴景勝は優勝争いから後退。
いや『脱落』と言っても過言ではない。

しかし貴景勝白鵬戦、豪栄道戦が残されている。

先場所がフロックではないことを証明するためにも、番付上位の対戦相手であるこの二番は重要になってくる。

明日、白鵬の対戦相手は7日目から休場していた御嶽海。

正直複雑な気持ちである。

御嶽海が休場したままならば恐らく魁聖と組まれていただろうが、それでは一つも期待は出来なかった。

しかし御嶽海ならば今場所出場している力士を考えると『もしかして』と思わせるには十分な力士である。

懸念されるは『怪我の具合』である。

本音を言えばこちらでも記載したが、怪我の程度は不明だが、無理に出場せず完治を目指してほしい。

そして白鵬相手に『出場意義のある内容を見せられるか』が問題となる。

上述の通り、白鵬の状態は序盤戦とは比べ物にならず、厳しい立ち合いを見せている。

その白鵬相手にそもそも相撲を取ることが出来るのか?

出場しても周りを納得させる内容でなければ、出場意義は薄い。

御嶽海が存在感を見せつけるのかどうか。

はてさて…