きょうへいくんの大相撲日記

幼少期より大相撲を愛し、勝手に語ります。

14. 2019年大相撲初場所9日目を勝手に語る

1敗の平幕で残ったのは千代の国のみ。

優勝争いを考えたとき、三役経験もない平幕に期待するのも酷な話だが、それでも『千秋楽まで優勝が縺れる』という展開を望む場合、重要な存在である。

それがもう1人しかいない。

もはや『優勝は誰か?』ではなく『白鵬全勝なるか?』に注目が置かれつつある。

その中、何とか2敗で食らい付いている両関脇。

貴景勝は文句無い内容。
逆に錦木が序盤戦とは別人である。

言い方は悪いが、元々地味で印象が薄く、上位で健闘できる力量を持ち合わせていないと思っていた。

先場所も場所前の予想では、3勝くらいではないだろうかと予想した中、大関にも勝利してまさかの勝ち越しを果たした。

そして今場所も鶴竜を破り、2大関も圧倒し、白鵬を苦しめ、大器晩成かと思わせたが、6日目以降が酷すぎる。

立ち合いは棒立ち、攻めは受けるだけ、組んでもここ数場所警戒されている小手投げに頼るだけ。

結局『地味で印象の薄い力士』に戻った様子である。

話が少し逸れたが、もう1人の関脇 玉鷲も良い内容で2敗を死守。

周りの好調力士、注目力士の影に隠れているが、地力は十分であり、良い意味でこの力士が3大関を総なめしても何も思わない。

あとは白鵬に勝てるかどうかが問題である。

2016年九州場所から遅咲きではあったが上位に定着し、横綱大関を倒すことも当たり前の光景となってきたが、白鵬には未勝利である。

番付順で言えば12日目に割りが組まれると思うが、それまで何とか食らい付いてほしいところ。

2大関が揃って押し倒され、もうどうしようもないレベルである。

修正されつつあったが、この2日間はあまりにも酷く、勝ち越しすら厳しい状況である。

優勝争いは無理だが、番付上優勝争いを混沌とさせる義務はある。

集中力を切らさずに奮闘してほしいところである。

明日の白鵬の対戦相手が隠岐の海

過去は19ー1と白鵬が圧倒しているが、全ての内容が圧倒しているかと言われればそうではない。

左四つに組んだ場合、面白い展開になるかもしれない。

とはいっても白鵬の巻きかえの技術が最高峰だから、左四つに組んでも難しいだろうが。

また明日、明後日で割りを変更しない限り、白鵬は平幕戦を終了する。

このままでいけば魁聖だろうか。
正直、一つも期待は出来なさそうだ…