きょうへいくんの大相撲日記

幼少期より大相撲を愛し、勝手に語ります。

546. 2022年大相撲秋場所展望

大相撲秋場所が明日から初日を迎える。

明日初日であるが何か実感が沸かない。

その理由として先場所のように、コロナウイルスの問題で休場者が多数になるのではないかという不安から集中出来ない可能性が高いことが挙げられるだろう。

そして単純に『注目点がない』ことも挙げられる。

3関脇3小結の番付編成、楽しみな力士がもちろんいないわけではないが、横綱大関の昇進がかかる力士が存在するわけではないし、今場所爆発的に飛躍するのではないかと期待を抱かせる程の力士は存在しない。

まぁそういった場所は今場所だけに限った話ではないが、これに加えコロナウイルスの問題もあるから尚更集中出来ないといったところか。

優勝争いに目を向けても、ここ数場所の傾向からすると、誰を挙げて良いのかといった状況である。

もちろん照ノ富士が第一候補となるわけだが、今年ここまで4場所で優勝は1場所であり、そして最高成績は12勝に留まる。

元々膝に爆弾を抱えているため、安定して13勝以上挙げられるかというと疑問である。

大関陣に目を向けると、優勝争いという点では厳しいか。

まず貴景勝だが、先場所は貴景勝らしい相撲も見られ11勝したが、如何せん序盤戦で早々黒星を喫することが多いため期待が薄い。

逆に言えば序盤戦無傷の貴景勝は次点以上の成績を残すため、序盤戦無傷ならば期待出来るのだが。

そういった意味で初日にここ数場所苦手としている逸ノ城相手にどのような相撲を取るのか注目である。

次に正代だが、優勝争いという点では話題に挙げるだけ無駄だと思うレベルである。

3場所連続序盤戦1勝4敗の時点で残念ながら期待出来るものがない。

春場所名古屋場所のように中盤戦以降『最強』になったとしても、序盤戦から白星を積み重ねなければ優勝争いという点では厳しいと言わざるを得ない。

そして御嶽海だが、ここ2場所まるで力を発揮することが出来ていない。

2場所連続角番という特殊な展開であるが、とにもかくにもまず目指すところは勝ち越しであり、優勝争い云々のレベルではなと言えるか。

3関脇3小結に関しては、数日前にも少し記載したが、全員実力者であり、もしかすると今場所だけに限れば突出した成績を残す力士が出てくるかもしれない。

とはいえ私の予想としては団子状態だと思っているのだが。

先場所の覇者 逸ノ城は今場所勝ち越しが関の山だと予想している。

大関相手には力を発揮すると思うが、同格相手に中々白星を挙げられないという姿が思い浮かんでしまう。

対戦相手も研究しているため、先場所のように左上手を引くことが難しいと思うが、廻しを引けない中でどのような相撲を取るのかどうかが鍵となるだろう。

一応優勝予想をすると
優勝:照ノ富士
対抗:琴ノ若

上記に全く名を挙げていない琴ノ若を対抗としたが、今一番力をつけている力士といっても過言ではないだろう。

如何せん3場所連続12勝による優勝のため、13勝以上のイメージが沸かないのだが、私個人としては13勝以上の優勝を望んでいる。

そして何より休場者があまり出ないことを一番に望む。