きょうへいくんの大相撲日記

幼少期より大相撲を愛し、勝手に語ります。

547. 2022年秋場所初日を勝手に語る

本日より初日を迎えた大相撲秋場所

今場所も好き勝手語っていきたいと思いますので15日間よろしくお願いします。

さて昨日展望の方でも記載したが、これといって注目がない場所と言えるか。

その中正代、御嶽海の2大関が存在感を見せたか。

3場所連続序盤戦1勝4敗の正代は、翔猿相手に立ち合いの踏み込み、圧力で圧倒した。

足の運びも良く、相手の動きにも冷静に対処した。

先場所中盤戦以降の相撲内容が継続されているような内容だった。

これがこのまま続けば面白いが、中々信用出来ないのが正代という力士である。

それは御嶽海も同様、下手すればそれ以上か。

2場所連続角番という異例の初日だったが、翠富士相手に相撲を取らせず圧倒した。

本日のように強い御嶽海は知っているが、良い相撲の翌日にあっさり敗れる御嶽海も知っている。

まぁ正代にしろ御嶽海にしろ、初日完璧な相撲で白星を挙げたというのが大きいか。

そして3大関で1人黒星を喫した貴景勝

苦手逸ノ城相手に圧倒される内容だった。

立ち合いの当たり自体は悪くなかったが、逸ノ城が全く下がることなく、逸ノ城が自信を持って当たりを受け止めて、余裕を持って対処したような内容だった。

貴景勝としては鬼門を突破することが出来ず、今場所も早々序盤戦で黒星を喫してしまったが、とにもかくにも切り替えて臨むしかないだろう。

先場所の覇者逸ノ城としては完璧な相撲内容だったが、大関陣には健闘すると予想していたため、同格相手にどのような相撲を取るのか注目である。

とはいえ明日は御嶽海戦であるため、しばらく大関戦が続くか。

それにしても本日の大関陣の相撲は、良くも悪くも全て同じ展開だったと言える。

第一人者照ノ富士が霧馬山を下して初日白星。

毎場所のリプレイを見るかのような相撲内容だったか。
霧馬山が善戦しているように見えるのだが、では霧馬山に勝機があったかと言われると難しいところである。

照ノ富士を崩すまでには至っておらず、照ノ富士としてはまだまだ余裕綽々と言ったところである。

霧馬山としてはどうしたら良いのかわからない状態かもしれないが、もう少し前ミツを引き付ける、出し投げで崩すといったところか。

霧馬山としては、照ノ富士に1回でも勝つことが出来れば今後さらに上を目指していけると思うが中々難しいところである。

関脇に目を向けると若隆景、豊昇龍が黒星。

若隆景は琴ノ若の圧力に屈する形となった。

先場所も感じたことだが、身体が小さいという弱点を突かれているような内容である。

本日も琴ノ若相手に身体で持っていかれるような内容だった。

優勝を果たして以降、序盤戦黒星先行することが多いため、今場所も序盤戦苦労する展開となってしまうか。

新関脇豊昇龍はベテラン玉鷲相手に黒星。

玉鷲は油断できない実力者であることは間違いないが、正直こういった力士に対して確実に白星を挙げていきたいところだが、この辺りまだ豊昇龍も絶対的な力量が備わっていないといったところか。

そして若隆景、豊昇龍の2名に関しても霧馬山同様、照ノ富士に1度も勝ったことがないという共通点がある。

この中で誰が一番最初に照ノ富士を下すのか。
その辺りも今後注目である。

休場明けの大栄翔は明生相手に当たり勝ち、冷静に叩き込んだ。

合い口の問題もあるだろうが、良いスタートを切ったか。

明日の注目の割は
『御嶽海ー逸ノ城
この一番である。

両者ともに初日は相手を圧倒して白星を挙げたが、その勢いを持続させるのはどちらになるか。

御嶽海としては角番脱出のために序盤戦で躓きたくないだろうし、逸ノ城としては先場所の優勝をきっかけに躍進したいところである。

逸ノ城の左上手が鍵となるだろうが、御嶽海の対応に注目である。

まだ初日のため何とも言い難いところだが、大半が一方的な相撲だったため、勝った方は好調に見えるし、負けた方は不調に見えてしまう。

上記の通り明日対戦する御嶽海、逸ノ城はともに好調に見えるが、それでもどちらかは序盤戦で早々黒星を喫する展開となってしまう。

明日の内容にもよるかもしれないが、ここで黒星を喫したとしても、如何にして切り替えていくことが出来るかどうかが鍵となるかもしれない。

それは初日黒星を喫した貴景勝に最も言えることかもしれない。

今場所は3関脇3小結(阿炎は休場しているが)のため、割の順番に関しても場所に影響を及ぼすことがあるかもしれない。

その辺り今場所の注目点と言えるか。