きょうへいくんの大相撲日記

幼少期より大相撲を愛し、勝手に語ります。

544. コロナ休場の対応はこのままで良いのだろうか?

昨日秋場所の番付発表日だったが、コロナ休場に関する力士に関しては概ね据え置きという形を取り、すでに勝ち越していた力士に関しては勝ち越しの成績を反映させていた。

この対応に関して文句はないのだが、それでも文句はないのは『今場所まで』である。

いつまでも基本据え置きという形を取って良いものなのか。

先場所御嶽海が途中休場した時にも記載したが、そもそも場所途中にコロナウイルスに感染する危険性が高いなんてことは2年前からわかっていたことだろう。

この2年間、場所中に感染しなかったことが奇跡と呼べるレベルであった。

それが名古屋場所に露呈される結果となったわけである。

この2年間で規定を作らなかった協会に問題があるわけだが、協会はこのまま途中休場した力士も据え置きの形を取り続けても良いのだろうか。

極論言えば7勝1敗で休場した力士、1勝14敗で休場した力士、ともに来場所据え置きとしても誰も納得いかないだろう(ともに不戦敗を含む成績)。

不規則なことであるため、正直全員を納得させる規定を作ることは不可能と言っても過言ではない。

とはいえこのまま何も対応なしでは展開よって『コロナ休場さまさま』と受け取られる可能性も高いだろう。

私自身の考えとしては『休場する日にちによって対応を決める』のが良いと思う。

例を挙げるならば初日~5日目終了までに休場ならば据え置き、6日目~10日目までに休場ならば現時点での成績を考慮して編成、11日目~千秋楽ならば休場分は全て黒星といった具合である。

この考えに対して賛否はあるだろう。むしろ否の方が多いかもしれないし、もっとこうしたら良いというのもあるだろう。

しかし上記の通り、全員を納得させる規定を作るのは不可能と言っても過言でない。

野球で言うならば『雨天コールド』の考え方に近いのではないだろうか。

あくまで私案であるため、協会も考える余地は十分あるだろう。

何度も記載するが、このまま据え置きのルールを適応するのは番付編成の面を考慮しても得策ではないと考えるがはてさて。