きょうへいくんの大相撲日記

幼少期より大相撲を愛し、勝手に語ります。

73. 2019年大相撲名古屋場所展望

大相撲名古屋場所が明日から初日を迎える。

先場所新大関の場所で負傷した貴景勝は、場所前に休場を表明した。

これにより武双山以来2人目となる2場所での大関陥落となった。

本人としては出場したいという思いはあったようだが、場所前ろくに稽古できていない状態では先場所再出場してきた時のような醜態を晒す可能性も高い。

まずは万全な状態に仕上げることが重要だろう。

万全な状態で力を出し切れば、大関復帰は可能だろう。

休場明けとなる第一人者 白鵬は、場所前の情報では仕上がりは良好とのことである。

初日の相手は初顔で不覚を取った阿炎である。

その初顔では阿炎のもろ手突きに為すすべなく敗れている。

休場明けの場所で第一人者が初日に躓くわけにはいかない。

先場所の覇者 朝乃山は初の上位圏内で相撲を取ることになる。

先場所は優勝したが『上位圏外』『12勝』とケチのつきやすい結果であったため、優勝の輝きを増すためにも今場所が真価を問われる場所となる。

場所前の稽古は精力的に臨めたようであり、本場所でも力を発揮することが出来るかどうか。

前頭筆頭のため、序盤から上位戦が続くことが予想されるが、上位相手に健闘することが出来るかどうか。

他の上位陣の情報はあまり入ってこないが、鶴竜は腰痛、栃ノ心は肩痛とのことだがはてさて。

豪栄道、高安はここ数場所の状態から考えると期待薄である。

昨年の名古屋場所の覇者である御嶽海も先場所の覇者 朝乃山に刺激を受けて意地を見せてほしいところ。

先場所千秋楽に朝乃山を降すなど、間違いなく地力はあるのだが、三役連続在位15場所の内、二桁勝利は昨年の優勝場所のみである。

15日間総合しての力を発揮出来るかどうか注目である。

新小結の2名も健闘することが出来るかどうか。
阿炎は思い切りの良い相撲を、竜電は食い下がるしぶとい相撲を取って持ち味を発揮してほしい。

そして着実に力をつけ、自己最高位前頭4枚目まで番付を上げた明生も持ち味である速攻相撲を見せることが出来るかどうか。

白鵬が出場する中で、他の力士が奮闘することが出来るかどうか。

明日からが楽しみである。