きょうへいくんの大相撲日記

幼少期より大相撲を愛し、勝手に語ります。

914. きょうへいくんの2024年大相撲総括

年内も残すところ本日のみとなった。
私自身今年は一応色々あった年ではあったが、趣味の筋トレに関して言えば年間251回ジム通いしており、これは歴代最高記録であった。

まぁそんな話はさておき、大相撲も色々あった年と言えるだろう。
軽くまとめると(順不同)
琴櫻大関昇進、初優勝
・大の里の躍進
・尊富士の新入幕優勝
貴景勝引退
・綱取りの霧島が一転大関陥落
横綱〜平幕全ての番付で優勝
こんなところか。

特に大の里の活躍は目覚ましいものがあった。
壁という壁にぶち当たることなく初優勝、2回目の優勝、そして大関昇進を果たした。
ある意味では新大関の場所が最も苦戦を強いられたと言える。

九州場所は結果的に先輩大関琴櫻、豊昇龍の影に隠れてしまい、年間最多勝もさらわれることになった。
横綱昇進を目指すならば、今年の勢いそのままにいきたいところだが、相撲内容の見直しは必要になってくるだろう。

そして大の里と同じくらい注目を集めた尊富士。
何と言っても新入幕優勝が衝撃的過ぎた。
優勝という結果だけでなく、相撲内容を見ても素晴らしかったし、今後の期待を一身に集めたのは間違いない。
しかしその後怪我で十両へ陥落し、さすがに現在の大の里と同列に扱う事は出来ない。

まだ上位総当たりの経験なく、総当たりでどれだけ力を発揮することが出来るのか。
来年の春場所夏場所辺り、尊富士の真価が問われる場所となるかもしれない。

上記のように大の里の躍進、貴景勝の引退、そして今年始め横綱に最も近付いていた霧島が大関陥落と番付にも大きな変化が見られた1年だった。
しかしそれでも『横綱』は今も変わらず照ノ富士一人である。

その照ノ富士は言い方は失礼だが疾うの昔に限界を迎えている。
今年も皆勤したのは2場所に留まった。
しかしその皆勤した2場所は見事優勝を果たしている。
まだ本当の意味で照ノ富士を超えた力士が存在しないといったところか。

何度か記載したことがあるが、上位圏内に在位する力士で照ノ富士戦未勝利の力士は多い。

豊昇龍、霧島、若隆景、幕下まで番付を落としてしまったが朝乃山などが挙げられる。
そういった意味で琴櫻は昨年上記のように大関昇進、初優勝、年間最多勝を果たし、そして照ノ富士戦も初勝利を挙げている。

私個人としてはまだまだ相撲内容に修正が必要だと思っているが、それでも殻を破ることは出来ているかもしれない。
来年が勝負の年となるか。

勝負の年で言えば先場所相撲内容に変化が見られて13勝を挙げた豊昇龍もそうであろう。

本当の理想は『照ノ富士を下して横綱昇進』である。
今思えば朝青龍が引退した時から本当の意味での時代の継承はされていないように感じる。

朝青龍の晩年は力関係で言えばすでに白鵬の方が上だったと言っても過言ではないが、朝青龍の引退経緯の問題があるし、白鵬に関して言えば全勝優勝後に引退しているため誰も白鵬を超えることなく白鵬が土俵を去ったという印象が強い。

照ノ富士はいわゆる時の第一人者と呼べる優勝回数ではないが、それでも地獄から這い上がり、白鵬が土俵を去ってから一人横綱として支えてきた立派な横綱である。

照ノ富士を引退させると言っては語弊があるが、安心させるためには照ノ富士を超えて横綱昇進を果たすことではないだろうか。

来年は3大関の活躍および横綱昇進を期待したいところである。

今年もありがとうございました。
また来年、というよりも来月初場所が近付いたら投稿していきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。