先日安青錦の優勝により幕を閉じた名古屋場所。
実は珍記録も多い優勝である。
まず特例復帰場所での優勝は史上初である。
これに関しては珍記録というよりも快挙という方が正しいか。
そして初優勝~3回目までの優勝が全て12勝3敗は史上初である。
2回目の段階でも豊昇龍と安青錦の2名だった記録である。
また13勝以上の経験がない力士の3回目の優勝も史上初である。
実はこれに関しては2回目に関しても安青錦が史上初だった(豊昇龍は2回目の優勝をする1場所前に13勝2敗の成績を挙げている)。
最後に初優勝~3回目の優勝全て優勝決定戦によるものも史上初である。
過去に12勝3敗の単独優勝が全くないわけではないが、12勝3敗だと混戦になることが多く、結果として優勝決定戦も増えているという事か。
ざっと今回の安青錦の優勝記録について記載したが、初優勝から3回目までの優勝にて所要場所は『5場所』であった(令和7年九州場所~令和8年名古屋場所)。
仕事中ふと『たぶんこれ歴代2位だよな』と思ったため、今回は『6場所以内』の力士を以下にまとめた。
記録は年6場所制となった昭和33年以降である。
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四股名 |
所要場所数 |
1回目 |
2回目 |
3回目 |
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大鵬 |
6場所 |
昭和35年九州場所 東関脇 13勝2敗 |
昭和36年名古屋場所 東大関 13勝2敗 |
昭和36年秋場所 東大関 12勝3敗 |
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千代の富士 |
6場所 |
昭和56年初場所 東関脇 14勝1敗 |
昭和56年名古屋場所 東大関 14勝1敗 |
昭和56年九州場所 東張出横綱 12勝3敗 |
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曙 |
5場所 |
平成4年夏場所 西関脇 13勝2敗 |
平成4年九州場所 西大関1 14勝1敗 |
平成5年初場所 東大関 13勝2敗 |
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朝青龍 |
4場所 |
平成14年九州場所 東大関2 14勝1敗 |
平成15年初場所 東大関 14勝1敗 |
平成15年夏場所 東横綱 13勝2敗 |
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大の里 |
6場所 |
令和6年夏場所 西小結 12勝3敗 |
令和6年秋場所 西関脇 13勝2敗 |
令和7年春場所 東大関 12勝3敗 |
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安青錦 |
5場所 |
令和7年九州場所 東関脇 12勝3敗 |
令和8年初場所 東大関 12勝3敗 |
令和8年名古屋場所 西関脇2 12勝3敗 |
やはり記憶は正しく、曙と同率の2位の最速記録だった。
時の第一人者である北の湖、白鵬が7場所、また貴乃花が9場所であり、北の湖のライバルだった輪島も9場所である。
『10場所以内』に絞っても中々達成者が少ない記録である。
その中安青錦は歴代2位の記録である。
上記表の通り錚々たる四股名である。
来場所大関復帰を果たすが、怪我の具合も心配されるところである。
この力士は大関に留まる力士ではなく、横綱を目指せる力士だと思っているため、来場所以降の活躍も楽しみである。