大相撲名古屋場所千秋楽から3日が経過し、大相撲のない日常に徐々に慣れてきたころである。
名古屋場所は『霧島の綱取り』『安青錦の特例復帰場所』の2点が焦点であったが、前者に関しては来場所も継続という事になったようである。
霧島はここ3場所『12勝3敗(優勝)⇒12勝3敗(同点)⇒12勝3敗(同点)』という成績を挙げている。
一昔前ならば『12勝の優勝は低次元』と揶揄されることもあったが、5場所連続12勝の優勝が続いていることが証明しているように、近年は珍しい光景ではない。
また霧島は優勝した場所こそ関脇の番付ではあったが、結果だけを見ると同点以上の成績を残しているため好成績と言える。
しかし横綱昇進のためにはあと1つ2つと白星が欲しいのも事実だろう。
それでも大関以下で3場所連続12勝は中々出来るものではないと思っている。
そこで今回、年6場所制となった昭和33年以降、大関以下で3場所連続12勝以上を挙げた力士がどの程度存在するのか以下にまとめた。
あくまで題名通り『3場所連続12勝以上』であるため、3場所の合計白星が36勝以上になっても必ずしも該当するとは限らない。
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四股名・場所 |
1場所目成績 |
2場所目成績 |
3場所目成績 |
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豊山 昭和37年秋~昭和38年初 |
西前頭2枚目 12勝3敗 |
東関脇 12勝3敗(次点) |
東関脇 12勝3敗(次点) |
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佐田の山〇 昭和39年秋~昭和40年初 |
西大関2張出 13勝2敗(次点) |
東大関1 13勝2敗(次点) |
東大関1 13勝2敗(優勝) |
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玉乃島※ 昭和43年初~昭和43年夏 |
東大関1 12勝3敗(次点) |
東大関1 12勝3敗(次点) |
東大関1 13勝2敗(優勝) |
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北の富士〇 昭和44年秋~昭和45年初 |
東大関2張出 12勝3敗(次点) |
西大関1 13勝2敗(優勝) |
東大関1 13勝2敗(優勝) |
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若三杉〇 昭和53年初~昭和53年夏 |
東大関1 13勝2敗(次点) |
東大関1 13勝2敗(同点) |
東大関1 14勝1敗(同点) |
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隆の里※ 昭和58年春~昭和58年名 |
西大関1 12勝3敗(次点) |
東大関1 13勝2敗(次点) |
東大関1 14勝1敗(優勝) |
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大乃国〇 昭和62年夏~昭和62年秋 |
西大関1 15戦全勝 |
東大関1 12勝3敗(次点) |
東大関1 13勝2敗(次点) |
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旭富士※ 昭和63年初~昭和63年夏 |
東大関1 14勝1敗(優勝) |
東大関1 12勝3敗 |
東大関1 12勝3敗(次点) |
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旭富士※ 昭和63年秋~平成元年初 |
東大関1 12勝3敗(次点) |
東大関1 12勝3敗 |
東大関1 14勝1敗(同点) |
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旭富士※ 昭和63年九~平成元年春 |
東大関1 12勝3敗 |
東大関1 14勝1敗(同点) |
東大関1 13勝2敗(次点) |
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旭富士※ 平成元年初~平成元年夏 |
東大関1 14勝1敗(同点) |
東大関1 13勝2敗(次点) |
東大関1 13勝2敗(同点) |
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小錦 平成3年九~平成4年春 |
西大関1 13勝2敗(優勝) |
東大関1 12勝3敗 |
東大関1 13勝2敗(優勝) |
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貴ノ花※ 平成5年夏~平成5年秋 |
東大関1 14勝1敗(優勝) |
東大関1 13勝2敗(同点) |
東大関1 12勝3敗(次点) |
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貴ノ浪 平成5年九~平成6年春 |
東関脇1 12勝3敗 |
西関脇1 13勝2敗(次点) |
東大関2 12勝3敗(同点) |
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貴ノ浪 平成6年名~平成6年九 |
東大関2 12勝3敗 |
東大関2 12勝3敗 |
東大関2 12勝3敗(次点) |
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武蔵丸※ 平成6年九~平成7年春 |
西大関2 12勝3敗(次点) |
西大関1 13勝2敗(同点) |
東大関1 12勝3敗 |
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武蔵丸※ 平成7年初~平成7年夏 |
西大関1 13勝2敗(同点) |
東大関1 12勝3敗 |
東大関1 12勝3敗(次点) |
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武蔵丸※ 平成7年春~平成7年名 |
東大関1 12勝3敗 |
東大関1 12勝3敗(次点) |
東大関1 12勝3敗(次点) |
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栃東 平成13年秋~平成14年初 |
東関脇1 12勝3敗(次点) |
東関脇1 12勝3敗(次点) |
西大関2 13勝2敗(優勝) |
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白鵬※ 平成18年初~平成18年夏 |
西関脇1 13勝2敗(次点) |
東関脇1 13勝2敗(同点) |
西大関3 14勝1敗(優勝) |
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白鵬※ 平成18年春~平成18年名 |
東関脇1 13勝2敗(同点) |
西大関3 14勝1敗(優勝) |
東大関1 13勝2敗(次点) |
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稀勢の里※ 平成28年春~平成28年名 |
西大関1 13勝2敗(次点) |
東大関1 13勝2敗(次点) |
東大関1 12勝3敗(次点) |
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照ノ富士〇 令和3年春~令和3年名古 |
東関脇1 12勝3敗(優勝) |
西大関2 12勝3敗(優勝) |
東大関1 14勝1敗(次点) |
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霧島 令和8年春~令和8年名 |
東関脇1 12勝3敗(優勝) |
東大関2 12勝3敗(同点) |
東大関1 12勝3敗(同点) |
四股名は当時
四股名横の〇は3場所目成績の翌場所横綱へ昇進した力士
四股名横の※は後に横綱へ昇進した力士
今回で『24回目』、人数で言えば『17人目』である。
『そこそこいるな』というのが正直な感想である。
過去16名中12名が横綱昇進を果たしている。
この中で旭富士と武蔵丸が5場所連続、白鵬が4場所連続で12勝以上を達成している。
大関以下ではとてつもない記録と言えるが、上記3名はこの時期に横綱昇進を果たすことが出来ていない。
双羽黒廃業以降、平成26年春場所に鶴竜が昇進を果たすまでは、横綱昇進のためには連覇が必須条件といっても過言ではなかったため、昇進に苦労したとも言える(とはいえ白鵬は大関在位7場所のためそこまで苦労したわけでもないが)。
時代背景が異なるとはいえ、やはり霧島としては13勝以上の優勝を果たさない限り、横綱昇進は見えてこないと言える。
来場所も綱取り継続であるがはてさてどうなるものか…