きょうへいくんの大相撲日記

幼少期より大相撲を愛し、勝手に語ります。

866. 照ノ富士の全休

本日より大相撲秋場所が初日を迎えた。

横綱照ノ富士が初日から休場のため、残念であるが状態を考慮すると仕方ない事ではある。

照ノ富士は今場所で横綱在位19場所目だが、その内過半数の11場所にて休場となっている。

これを全休だけに絞ると今場所で6回目となる。

照ノ富士横綱昇進以降、初日から横綱不在となるのが6回目となるわけだが、過去の5回では誰が優勝を果たしているのか振り返りたいと思う。

詳細は以下の通りである。

場所

優勝力士

大関成績

令和4年九州場所

阿炎(西前頭9枚目)

12勝3敗

貴景勝:12勝3敗(同点)

正代:6勝9敗

令和5年初場所

貴景勝(東大関

12勝3敗(優勝)

大関貴景勝のみ

令和5年春場所

霧馬山(東関脇2)

12勝3敗

貴景勝:3勝4敗8休

令和5年秋場所

貴景勝(西大関

11勝4敗(優勝)

霧島:9勝6敗

貴景勝:左記

豊昇龍:8勝7敗

令和5年九州場所

霧島(西大関

13勝2敗

貴景勝:9勝6敗

霧島:左記

豊昇龍:10勝5敗

令和6年秋場所

 

 

 

優勝の内訳を見ると、貴景勝2回、霧島(霧馬山)2回、阿炎1回である。

番付の内訳で見ると、大関3回、関脇1回、平幕1回である。

令和4年は年6場所全て異なる力士の優勝、また史上初となる3場所連続平幕優勝が達成された年であり、最も混沌としていた時代とも言える。

令和5年は6場所全て三役以上が優勝した年でもあるため、落ち着きを取り戻した時代と言える。

横綱不在の中、次に期待を寄せられるのがナンバー2である大関になると思うが、過去は比較的大関が結果を残していると言える。

とはいえその結果を残していた大関貴景勝と霧島が今は関脇の番付である。

琴櫻と豊昇龍は照ノ富士不在の穴を埋めることが出来るかどうか。

両者ともに大関としては結果を残しているとは思う。

しかしさらに上を目指すとなればまだ物足りない成績である。

如何せん両者ともに大関在位中に優勝経験がない(琴櫻に関しては大関関係なく優勝経験がない)。

両者ともに横綱不在がチャンスだと思って優勝を目指してほしいところであるがはてさて…