きょうへいくんの大相撲日記

幼少期より大相撲を愛し、勝手に語ります。

818. 2024年夏場所3日目を勝手に語る

夏場所3日目、本日より髙安が休場。
昨日期待するのは早過ぎるという旨の記載をしたが、まさか昨日の今日で休場になるとは思わなかった。

いわゆるぎっくり腰なわけだが、髙安にとって腰の怪我は常に隣り合わせといったところか。

『平幕中位で二桁白星→平幕上位で休場』の無限ループに陥っているが、これでは髙安ファンが願っている優勝は夢のまた夢だろう。

力があるのは間違いないが、精神的な面だけでなく、年齢を考慮すると身体的な面でも厳しくなっているか。

さて本日の取り組みを振り返るが、残された3大関は安泰とならず。

本日敗れた霧島だが、立ち合い全く当たれておらず、うまく回り込む事もできず、熱海富士に押し倒されてしまった。

昨日は安易な引き、叩きを見せず、我慢して攻め勝ち、次に繋げてくれそうな内容だった。

それなのに本日、言い方は悪いが大関が尻もちをつくような無様な負け方である。

初日の相撲もそうだが、負け方が一方的であり気になるところである。

序盤戦最低でも3勝して白星先行させたいところである。

琴櫻は平戸海を下して連勝。
平戸海にやや攻め込まれたように見えたが、余裕はあっただろう。
上手を引いて体を開いて形勢逆転した。

絶対的な強さ、相手を圧倒する相撲ではないが、持ち前の守りの強さを活かした相撲であり、地に足ついてきた印象を受ける
このまま白星を積み重ねていきたいところである。

豊昇龍が大栄翔を下して今場所の初白星を挙げた。
盤石とは言い難いが、大栄翔の突きに後退することなく対処することができた。

初日から連敗で躓いたが、とにもかくにも白星を掴んだことが何よりだろう。
何とかこのまま食らいついていきたいところである。

関脇陣に目を向けると、阿炎は不戦勝で2勝目を挙げ、若元春は豪ノ山を下して2勝目。

豪ノ山の攻めに後退し、思わず叩く場面も見られたが、土俵際しぶとく残すことが出来た。

土俵際のしぶとさも若元春の武器であるため、あとは若元春得意の左四つで白星を挙げたら完全に流れを掴むことができるのではないだろうか。

新小結大の里が曲者翔猿を下して2勝目。
立ち合いで翔猿が潜って何か仕掛けようとしたが、大の里は慌てず冷静に対処した。

何をしてくるかわからない曲者相手によく見ながら且つ恐れずに相撲を取ったため、翔猿としては一番取られたくない相撲を取られたといったところか。
大型力士が小兵力士を退ける良い手本だったと思う。

大の里は昨日の黒星を引きずることなく2勝目を挙げたが、この先も楽しみである。

明日の注目の割は
『若元春ー大の里』
この一番である。

先場所は大の里が出足を活かして勝利しているが、今場所はどうなるか。

私の予想としては大の里の踏み込みが勝るも左四つに組んで若元春が逆襲すると予想する。
まぁ正直先場所もこの予想だったのだが、今場所は若元春が意地を見せるのではないだろうか。

大関陣安泰の日がないが、琴櫻は落ち着きを取り戻したか。
豊昇龍、霧島も遅れを取りたくないが、如何せん霧島は不安である。

平幕に目を向けると宇良、金峰山、竜電辺りが自分の相撲を取り切って元気だが、優勝争いまで考えるとそこまでの爆発力は感じない。

まだ3日目のためそう思うのも当然かもしれないが、まだまだ先の読めない夏場所である。