昨日友人と宅飲みし、久々に飲み過ぎたこともあり酔い潰れてしまった。
その中本日早朝に目が覚め『逸ノ城引退』という記事を目にした。
第一人者横綱の引退、昨年九州場所千代大龍のような突然の引退等、引退のタイミングに驚かされることも少なくはないが、今回の逸ノ城の引退もかなり驚かされる結果となった。
持病の腰痛が限界との事である。
不祥事もあり先場所は十両へ陥落していたが、その十両の場所では朝乃山を下し、見事十両優勝を果たしていた。
何なら夏場所の優勝候補筆頭と言っても過言ではない存在だった。
逸ノ城を語る上で欠かせないのが新入幕の平成26年秋場所である。
この活躍を見て白鵬の次世代を担う力士はこの力士であると感じたファンは多かっただろう。
しかし結果としては未完の大器のまま終えてしまったという印象が強いか。
昨年名古屋場所、ついに殻を破って幕内優勝を果たしたが、その勢いのまま翌場所に繋げることはできなかった。
様々な理由はあるだろうが、この時点でも腰痛に限界が来ていたのだろう。
あの新入幕の活躍を越える力士は今後現れることはないとすら感じさせた。
未完の大器のまま終えてしまったこと、突然の引退は残念だが、とにもかくにもお疲れ様でした。