きょうへいくんの大相撲日記

幼少期より大相撲を愛し、勝手に語ります。

612. 2023年初場所14日目を勝手に語る

3敗勢は貴景勝、琴勝峰が勝ち残り、阿武咲が4敗へ後退。

そして明日『貴景勝ー琴勝峰』の直接対決の割が組まれたため、4敗力士の優勝は消滅し、貴景勝、琴勝峰の一騎討ちとなった。

貴景勝はここに来て落ち着きを取り戻した様子である。

豊昇龍の立ち合い変化も警戒し、そこまで強く当たらず、少し体が開いたところを叩き込んだ。

立ち合い待ったがあっても落ち着いてうまく捌いた内容だった。

10~12日目の3日間は心配されたが、この2日間を見ればもう心配はいらないだろう。

千秋楽も変わらず押しを貫くだけだろう。

琴勝峰は大栄翔相手に完勝。
立ち合いすぐに右が覗き、大栄翔の突っ張りを見事に封じた。

最後は右上手を引いて万全な相撲内容だった。

ここ2日間阿炎、大栄翔と上位圏内の実力者に押し込まれることなく先手を取っている。

優勝争いの先頭という重圧は無い様子である。
明日はこの勢いのまま大関にぶつかっていくだけだろう。

しかし正直な話、私自身琴勝峰には優勝してほしくない気持ちは強い(負けてほしいと思っているわけでもないのであしからず)。

もちろんここまでの琴勝峰の頑張りには何一つ文句はない。

しかしここまでの琴勝峰の相撲は『平幕下位でそれなりに調子が良い』といったレベルであり、あくまで『優勝出来るほどの調子の良さ』ではないと思う。

現にここまで14日間、役力士との対戦はないし、3敗も喫している。

レベルとしては先場所の王鵬と同等だろう。

そのため私個人の思いとしては、貴景勝大関の意地を見せてほしいと思っている。

貴景勝は先場所平幕の阿炎に優勝決定戦で敗れる屈辱を味わっている。

是非とも先場所の雪辱を果たしてほしいところである。

割の編成に関しては上記でも少し触れた通り色々不満はあるが、それは全て千秋楽後に長々と記載しようと思う。

千秋楽は15日間の中で一番力を発揮することが可能な1日だと思っている。

なぜなら次の日を考えなくても良いからだ。

貴景勝大関の意地を見せてほしいと思っていながらもやはり『貴景勝ー琴勝峰』両者ともに力の全てを出し切ってほしいと思っている。

その他力士も触れたいところだが、本日はこのくらいで良いだろう。

最後に三賞予想だが
・敢闘賞:阿武咲(条件)、琴勝峰
・殊勲賞:琴勝峰(条件)
・技能賞:霧馬山

確定は霧馬山と琴勝峰か。
正直琴勝峰は1つで良いと思っているが、千秋楽大関に勝って優勝となればおまけで付いてくる可能性は高い。

阿武咲はやはり11勝はほしいところだろう。
10勝では『この地位ならば当たり前』と思われるだろう。

4場所連続平幕優勝か。
それとも大関の意地か。

はてさて…