きょうへいくんの大相撲日記

幼少期より大相撲を愛し、勝手に語ります。

593. きょうへいくんの2022年大相撲総括

晦日前には投稿しようと思っていたが、結局大晦日になってしまった。

今年の総括をいつも通り勝手に語りたいと思います。

まず今年は昨年の総括でも記載したように
照ノ富士時代到来』
『誰が照ノ富士を止めるのか?』
こういった1年になると予想していた。

しかし蓋を開けてみれば今年の照ノ富士の優勝は1回に留まり、さらに最高成績も12勝に留まった。

その結果、31年ぶりとなる年間全て優勝力士が異なることになり、さらには史上初となる3場所連続平幕力士の優勝をもたらすことになった。
さらにさらに1年で4回の12勝優勝も史上初である。

昨年独走時代の幕開けだった照ノ富士が不調であるため、混沌とした場所が続く展開に陥ったわけである。

そうなると横綱の次の番付である大関に期待したいところだが、大関陣は今年も優勝には届かなかった(昨年照ノ富士の優勝は除く)。

優勝どころか勝ち越しすら危うい展開が多く続き、結果的に御嶽海と正代が大関陥落となってしまった。

貴景勝は一人気を吐いたが、常に怪我と隣り合わせである。

ついに来場所1横綱1大関時代へと突入してしまい、新大関に期待したいところだが、正直望み薄ではないだろうか。

まず大関候補筆頭と呼べる若隆景だが、優勝も果たし、年間全て勝ち越しているため地力は間違いなくあるが、安定して二桁勝てるだけの力量には届いていない印象を受ける。

そして先場所関脇で11勝して一気に大関候補の呼び声高くなった豊昇龍だが、私個人としては正直まだまだだと思う。

先場所もそうだが如何せん型がないし、これといった強さを感じさせない。

身体能力が高いのは誰しもが認めるが、3場所どころか2場所連続二桁勝てるイメージが沸かないというところが正直なところである。

とはいえ期待の力士であることに間違いはないが。

上記の通り今年は全ての場所で優勝力士が異なったわけだが、御嶽海が優勝したとき『勢いのまま横綱昇進』という期待があった。

若隆景が優勝したとき『すぐに大関昇進』という期待があった。

逸ノ城が優勝したとき『ついに目覚めたか?』という期待があった。

玉鷲が優勝したとき『大関も夢ではない』という期待があった。

しかし全て『1場所だけの爆発力』に留まった。

阿炎に関してはまだわからないが、しかし阿炎も昨年九州場所、今年の初場所と連続12勝で上位に戻ってきたが、上位に戻ってからは二桁白星なく、勢いは止まってしまった。

九州場所の逆転優勝が素晴らしいことは間違いはないが、あくまで上位圏外である。

そして来場所以降、どうなるかはわからない。
今年の優勝力士を踏まえると望み薄に感じてしまう。

琴ノ若が三役に昇進。
霧馬山が着実に力をつけている。
明生が上位に戻ってきた。

面白い力士、力のある力士は揃っているが、突き抜ける力士がいないというのが現状である。

来年大関は誕生するのだろうか?
誕生するとしたらどの力士になるのだろうか?

中には朝乃山に期待しているファンもいる。
正直朝乃山を待っているようでは遅いだろう。

どんなに最短ルートだとしても大関復帰には1年を要する。
そして九州場所で幕下力士に力負けした相撲を見て私は上位圏内で負け越す姿すら思い浮かんでしまう。

そして朝乃山は3月に29歳になるため、決して若手ではない。

そのため朝乃山を待っているようでは遅いし、いま上位圏内で闘っている力士にとっては戻ってくる朝乃山を跳ね返すくらいの力をつけていてほしいのが理想である。

しかし3場所どころか2場所連続二桁勝てる力士が存在しない。

本当にどうなってしまうのだろうか。

正直今年は不安しかない1年だった。

それに加えて年末に不祥事が諸々発覚した。

脳震盪への対応等問題は山積みであることに変わりないし、中々改善も見られない組織だが、少しずつ改善されている部分もある。

力士が集中して臨める環境を整えてほしいというのが本音である。

今年も好き勝手語っていきましたが、お付き合いいただきありがとうございました。

10月以降、場所中以外あまり投稿出来ていないことが多かったため、今後も努力、精進して参りますのでよろしくお願いいたします。