きょうへいくんの大相撲日記

幼少期より大相撲を愛し、勝手に語ります。

571. 御嶽海は大関復帰出来るのか?

大相撲九州場所まで残り1週間を切った。

土日でブログを投稿しようと考えていたが、結果的にサボることになってしまった。

本日はしっかり記載していきたいと思う。

さて題名通りだが、御嶽海は大関復帰出来るのだろうか?

先場所終了した直後に似たような題名のこちらで御嶽海について記載したが、正直ここ3場所は信じられない程崩壊してしまっている。

御嶽海は15日間の中で強さと弱さを混在させていることは有名な話だが、それでも何だかんだ一桁勝ち越しくらいは問題なく挙げられる力量はある力士である。

だからこそ長く三役に在位していたのである。

その御嶽海が15日間の大半弱さしか見せていないのである。

さらに言えばそれが3場所連続である。

正直九州場所で二桁勝てる姿は目に浮かばないのだがどうなるのか。

ちなみに過去特例復帰を果たしたことのある力士は6名であり、栃東が2回果たしているため7回である。

この6名(7回)が大関陥落を果たした時の成績を振り返ると以下の通りである。

四股名

1場所目

2場所目

三重ノ海

2勝6敗7休

2勝8敗5休

貴ノ浪

3勝4敗8休

6勝9敗

武双山

全休

4勝11敗

栃東(1回目)

0勝3敗12休

全休

栃東(2回目)

2勝2敗11休

3勝3敗9休

栃ノ心

0勝5敗10休

7勝8敗

貴景勝

3勝4敗8休

全休

御嶽海※

6勝9敗

4勝11敗

※御嶽海は厳密に言えば2場所目2勝5敗8休であり、3場所目が4勝11敗

 

過去特例復帰を果たした7回の2場所の成績の共通点はあまりないのだが、強引に共通点を探すならば『全員休場が絡んでいること』である。

一方で御嶽海は2場所連続皆勤負け越しによる陥落である。

まぁ上記の通り、御嶽海の場合はコロナウイルス感染の問題から少し特殊であり、2場所目は途中休場して負け越しているのだが、それは角番の成績に含まれていない。

そのため大関陥落に関する成績2場所に関してみると、2場所連続で皆勤負け越しを喫していることになる。

上記の通り強引に共通点を探しただけだから何も参考にはならないだろうが、とはいえ2場所皆勤して一桁勝ち越しすら達成できていないとなればやはり印象は悪いだろう。

もしかしたら御嶽海にとっては嫌なデータとなるかもしれない。

私自身、過去に特例復帰に関しては何度か記載しているが、特例復帰の場所で2日目までに黒星を喫した力士は『大関復帰を果たすことが出来ない』結果となっている。

そして初日から3連勝した場合、大関復帰率は『100%』となっている(過去の記載、詳細はこちらで)。

特例復帰場所においては『たかが初日から3連勝、されど初日から3連勝』なのである。

15日間で1日も気の抜ける日など存在しないが、過去のデータを踏まえると御嶽海にとって序盤戦2、3日はかなり重要である。

はたして御嶽海は大関復帰出来るのだろうか…