きょうへいくんの大相撲日記

幼少期より大相撲を愛し、勝手に語ります。

447. 2022年初場所10日目を勝手に語る

ついに御嶽海に土がついた。

今場所初めて呼び込む引き技を見せてしまった。

正直内容としては完敗と言っても差し支えないだろうが、だからといって弱い御嶽海が顔を覗かせたかと言われたらそうではないだろう。

北勝富士の相撲が素晴らしかった。
立ち合いの当たり、角度、そして左右のおっつけが強烈であり、とてもここまで6敗を喫している力士の内容ではなかった。

御嶽海としては我慢出来ず引く形となってしまった。

上記の通り、弱い御嶽海が出たわけではない。
北勝富士が良すぎた。

そしてあくまで10日目を終了して9勝1敗は関脇としてみれば好成績である。

問題は負けた翌日以降の相撲である。
数日前に記載したが、連勝中の御嶽海が初黒星を喫した後、連敗を喫することが多い。

私個人としては13勝すれば文句なしで大関昇進、12勝でも照ノ富士に勝てば昇進させても良いと思っているが、この黒星がどのように影響を及ぼすだろうか。

いつも通り弱い御嶽海が出てくるようになってしまうのか、それとも再び強い御嶽海が戻ってくるのか。

明日以降切り替えることが出来るかどうか。

御嶽海と星の上で並んだ照ノ富士だが、苦戦を強いられることの多い阿武咲を全く問題にしなかった。

玉鷲に敗れる前までは今場所照ノ富士に土をつけるのは阿武咲ではないかと密かに期待していたのだが、押し込まれる場面は全くなかった。

立ち合いで前ミツを完全に引くことは出来なかったが、手がかかった時点で阿武咲の当たりを止めることが出来た。

ここ3日間は磐石であり、御嶽海が敗れたこともあり、優勝へ向けてスパートをかけてくるか。

1差後続の2敗力士は阿炎と宝富士が2敗を守った。

阿炎は連日押し切れない相撲が続いているが白星には結びつけており、上位圏外とはいえ10日目での勝ち越しは十分早いだろう。

宝富士は毎度失礼だが、こんなに早く勝ち越しを決めるとは思わなかった。
しかし内容をみると得意の左が差せなくても、前に圧力をかけられており、ベテランの意地を見せているようである。

正代にも触れるが、本当にどうしようもない程崩れている。

全く良いところがないし、覇気も感じられない。
単純に力及ばず黒星が連なっている印象だが、それにより自信も無くしてしまっているのだろう。

これで照ノ富士、御嶽海との割を残して6敗目を喫したため、勝ち越しには赤信号が灯ったと言っても過言ではない。

覇気の感じられない状態で、終盤戦大関の意地を見せられるかどうか。

正代に勝った隆の勝が連日良い相撲を取っている。
調子も上向きであり、まずは勝ち越しを目指したいところ。

まだ照ノ富士、御嶽海との割が残っているため、ここでどれだけ力を発揮できるかどうか。

割に関してだが、明日番付通り『照ノ富士千代翔馬』の割が組まれたため、今場所阿炎は照ノ富士と組まれることがなくなった。

先場所同様、下位力士が追いかける展開のため、無理に当てる必要はないのだが、単純な期待値としては千代翔馬より阿炎の方が上だろう。

それだけの理由ならばそこまで気にしなくて良いのだが、問題は仮に星が並んだ場合である。

そうなると割を崩さなければならない事態に陥る可能性もあるため、私個人としては阿炎と割を組むもしくは『照ノ富士ー明生』を早めに組んだ方が良いとは感じた。

そして明日の注目の割は
『正代ー御嶽海』
この一番である。

現状『大関以下の力量』と『関脇以上の力量』の力士の対戦である。

今場所の両者の調子、元々の実力、過去の対戦成績、どれを取っても御嶽海有利だとは思う。

問題は『本日御嶽海が初黒星を喫した』という点である。
これに集約されているだろう。

昨日も記載したが、今場所の御嶽海はそう簡単に弱い御嶽海が顔を覗かせるようには見えない。

しかしだからといって御嶽海を信用出来るかと言われたらそれも出来るとは言い難い。

そして正代という力士も御嶽海程ではないが、強い時と弱い時の差が激しい力士である。

まぁ今場所強い正代を見てないと言っても過言ではないのだが、勝ち越しに赤信号が灯った状態で心境にどのような変化をもたらすだろうか。

御嶽海は優勝争いで照ノ富士と並ばれたが、御嶽海の今場所最大の目標は大関昇進だろう。

照ノ富士と当たるまではもう負けるわけにはいかないだろう。
それが重圧となる可能性はあるが、これを乗り越えなければ大関は掴めないかもしれない。

御嶽海にとって勝負の終盤戦へ突入する。
そして優勝争いも佳境を迎える終盤戦へ突入する。

終盤戦も目が離せない。