きょうへいくんの大相撲日記

幼少期より大相撲を愛し、勝手に語ります。

443. 2022年初場所7日目を勝手に語る

中盤戦へ突入して2日目だが、日に日に動きが見られている。

平幕阿炎が敗れて関脇御嶽海が単独トップに立った。

御嶽海は昨日照ノ富士を下した玉鷲が相手だったが、しっかり集中して相撲を取ることが出来た。

昨日も記載したが、対戦成績は一方的であり、玉鷲が今場所好調だとしても御嶽海有利だとは思っていたが、こういう場面で敗れるのが過去の御嶽海である。

不安要素もあったが、玉鷲の当たりを受け止め左を差し、玉鷲が引いたところをしっかり体を寄せるという完璧な流れだった。

先日も記載したが、今場所の御嶽海は不気味なほど冷静である。

そしてその中にも力強さを発揮しているため、現状は向かうところ敵無しである。

昨日も記載したが、御嶽海という力士はいつ崩れるかわからないことに定評(?)があるが、それでもさすがに今場所は二桁に届かないということはないだろう。

そう思いたいのだが、何故だろうか、やはり最後の最後まで本当の意味で期待が出来ない。

まぁそれくらいの気持ちで観戦していた方がファンとしても良いのかもしれない。

あまり期待せずにこのまま見守ることにしよう。

阿炎が今場所の初黒星。

腕自体は良く伸びているように感じたのだが、阿武咲に右の喉輪を外されるように突き落とされてしまった。

昨日照ノ富士が敗れたことが影響したのか、昨日の相撲で突き切れなかったことが影響したのか、先場所も7日目に敗れたことを意識したのか、それとも単純に本日は足が出なかったのか。

いずれも該当するのか不明だが、それほど気にするような負け方ではないと思う。

先場所の活躍、そして今場所もここまで6連勝と強さを発揮しており、元々三役力士ということもあるが、それでも現状は平幕力士である。

平幕力士が6勝1敗は十分な成績であるし、過度な期待をかけすぎている感じは否めない。

腕は良く伸びているし、切り替えて明日臨んでいけるかどうかが鍵となるだろう。

先場所はここからも切り替えて再び連勝とした。
今場所もうまく気持ちを切り替えることが出来るかどうか。

まだ場所は半分以上残されているが、十分優勝候補の一人だろう。

昨日黒星を喫した照ノ富士は、遠藤に十分な形を許したが連敗を免れた。

昨日記載したように差し手争いは遠藤有利と見ており、その通り遠藤十分の左四つとなり、遠藤が右上手も良い位置を引いて形を作ったが、照ノ富士が慌てず圧力をかけて寄り切った。

慌ててはいないと思うが、はっきり言えば磐石とは程遠いと思う。

押し相撲、四つ相撲の違いはあれど、相手に形を作らせてしまっているというのは共通している。

その中でも勝つのが横綱相撲とも言えるかもしれないが、昨日敗れた相撲を見るとどうしても膝への負担を考えてしまう。

ここ数場所で忘れがちだが、照ノ富士は膝に爆弾を抱えている。

場所は半分以上残されているため、そこまで膝が持つのかどうかもやや不安視される。

まぁとりあえず連敗しなかったことが何よりというところか。

本日も一応正代に触れておくが、本当にどうしようもない程崩壊している。

今場所明らかに膝の調子が悪い星の挙がっていない隠岐の海相手に為す術なく敗れるのだから。

正代自身どこか悪いというよりは、単純に力が通じず敗れているという印象を受ける。

昨日までは何だかんだで勝ち越しはするだろうと思っていたが、さすがにそれにも黄信号が灯っているような気がする。

明日の注目の割は
『阿炎ー豊昇龍』
この一番である。

阿炎が連敗せずに自分の相撲に徹することが出来るかどうか。

初顔合わせであり、相手も思い切りの良い力士であるため、熱戦を期待したいところでもある。

照ノ富士、御嶽海に関しては順当にいけば問題ないと思うが、御嶽海の対戦相手である大栄翔は一発のある実力者であるため油断ならない。

中盤戦へ突入して、1人1人と全勝力士が消える展開となっているが、御嶽海は単独トップに立ったことで今後の展開にどのような影響を及ぼすだろうか。

まだまだ何かが起こりそうな中盤戦。
明日で早くも中日へ突入するがはてさて…