九州場所まで残り1週間を切った。
私自身、場所の注目はこれといって無いと思っているが、場所を引っ張る存在となるのは照ノ富士だろう。
先場所見事年6場所制以降5人目となる新横綱優勝を果たしたが、上記の通り今場所も優勝候補筆頭だろう。
そこで今回、歴代の新横綱優勝を果たした力士は翌場所どのような成績を残しているのか調べてみた。
さっそくだが成績は以下の通りである。
成績 |
優勝力士 |
備考 |
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13勝2敗 |
次点前頭9枚目豊山 (12勝3敗) |
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13勝2敗 |
千代の富士(14勝1敗) |
千秋楽相星決戦 |
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13勝2敗 |
曙(14勝1敗) |
千秋楽相星決戦 |
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6勝5敗4休 |
白鵬(15戦全勝) |
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唯一大鵬だけが連覇を果たしている。
しかも大鵬は大関で連覇して横綱昇進を果たしているため、これで4連覇となった。
しかし隆の里、貴乃花に目を向けても、成績自体は大鵬と変わらず13勝であるため好成績を残している。
両者ともに千秋楽相星決戦には惜しくも敗れている。
稀勢の里は新横綱の場所で負傷した怪我が癒えずに出場し、途中休場することになり、結局その怪我が引退の引き金となってしまった。
そして上記記録を見てわかるように、優勝を逃した力士に関して全員その場所は『別の横綱が優勝』する結果となっている。
照ノ富士の場合1人横綱のため、横綱に優勝をさらわれることが無いということである。
上記の過去の記録及び現状周りで13勝を挙げられそうな力士も見当たらないため、やはり照ノ富士が俄然有利となるだろうが、ダークホースが出てくるかどうか。
また照ノ富士は膝に爆弾を抱えているため、最大の問題は自分自身と言っても過言ではないかもしれない。