きょうへいくんの大相撲日記

幼少期より大相撲を愛し、勝手に語ります。

377. 勝南桜の引退について

先に断っておきますが、本日は私の愚痴のみの記載となっております。

先日8月25日、勝南桜が名古屋場所を最後に引退していたことがわかった。

勝南桜という四股名よりも『服部桜』という四股名の方がピンと来る人も多いのではないだろうか。

連敗により度々話題になる力士であり、簡潔に言えば『大相撲史上最弱力士』であった。

そして最終的に104連敗まで喫したため、最後まで最弱の地位を守り続けた力士となった。

私自身、この力士の引退を耳にしたとき率直な感想が『もっと早くに決断を下せ』だった。
そして『こんな下らないこと記事にするな』である。

インターネット上のコメントにも目を通しているが、この力士に対して『諦めずよく頑張った』『努力したけど結果が出なかった』という擁護しているような旨の発言が多くあったが、ぜひとも相撲を観てほしい。

某動画サイトで検索すればいくらでも観ることが可能だろう。

一時期話題にもなった『敗退行為』の千代大豪(当時錦城)戦の相撲は語るまでもなく、他の相撲もほとんどただ立ってるだけで1~2秒で土俵を後退する。

勝つための工夫が何一つみられず、ただ土俵に上がっているだけであり、相撲になってない。

稽古をしてない事など誰が見ても分かるほどの内容である。

そこに『努力』などという言葉は間違いなくない。
あの相撲をみて努力を感じられた方がいたらぜひ教えていただきたい。

本当に努力している力士に失礼である。
仲良し小好しのサークル活動を行っているのでない。
『プロの世界』で勝負しているのである。

正直私自身、当時服部桜の敗退行為の相撲をみたとき、すぐさま土俵を去ってほしいと思っていた。

これ以上相撲を侮辱するな。
その一言に尽きる。

親方が引退に関して『彼なりに頑張っていた』とコメントしていたが、相撲に関して何を頑張ったのか教えていただきたい。

しつこいようだが、あの相撲に努力の欠片も存在しない。

大相撲では幕下以下力士1人当たり年間200万の手当が協会から部屋に入る仕組みになっている。

強かろうが弱かろうが200万は入るわけだ。
そして力士本人からすれば出世しなくても自分で稼ぐことができなくても衣食住が安定しているのである。

この部屋の全力士の成績を見ても分かるが、誰一人まともな結果を残しておらず、師匠も協会からの金が目的で真面目に運営する気などまるで感じられない。

ましてや女将のパワハラ問題まであるくらいだ。

大相撲に戦力外通告によるクビはない。
その気になれば死ぬまで現役も可能だという事である。

貴闘力チャンネル』を目にしたが、昔は芽の無い力士に対しては5年程で引退を促していたそうだが、力士の全体数も減少しており、部屋の存続のためにこういった力士に現役を続けさせるとの事である。

こんなふざけた事があっていいのか?
勝南桜の引退を教訓にするべきではないだろうか。

こんな連敗話を美談にすること自体が馬鹿げている。

コロナウイルスだけではなく、土俵内・外ともに問題は山積みである。

そして何一つ解決させる意識がない。
相も変わらずふざけた組織であることが再認識出来る。