本日千秋楽全勝相星決戦が行われる。
今回は記録のおさらいだが、年6場所制となった昭和33年以降、千秋楽全勝相星決戦は今回で『6回目』である。
過去は以下の通りである。
年代 |
勝者 |
敗者 |
昭和38年秋場所 |
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昭和39年春場所 |
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昭和58年秋場所 |
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千秋楽相星決戦は今回で『40回目』となるが、『横綱ー大関』の組み合わせだと今回で『10回目』となる。
ちなみに過去9回の『横綱ー大関』の千秋楽相星決戦は以下の通りである。
年代 |
勝者 |
敗者 |
優勝成績 |
13勝2敗 |
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昭和39年九州場所 |
14勝1敗 |
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昭和56年夏場所 |
14勝1敗 |
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昭和56年名古屋場所 |
14勝1敗 |
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昭和58年名古屋場所 |
14勝1敗 |
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昭和61年夏場所 |
北尾(大関) |
13勝2敗 |
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平成5年夏場所 |
曙(横綱) |
14勝1敗 |
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平成15年九州場所 |
13勝2敗 |
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15戦全勝 |
大関が6勝3敗と勝ち越している。しかも平成以降は大関の『3戦3勝』である。
そして白鵬の千秋楽相星決戦は今回で『6回目』である。
過去の5回は以下の通りである。
年代 |
勝者 |
敗者 |
優勝成績 |
平成20年初 |
14勝1敗 |
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平成20年春 |
13勝2敗 |
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平成24年名古屋 |
15戦全勝 |
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平成25年九州 |
14勝1敗 |
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令和2年春 |
13勝2敗 |
44回の優勝を果たしながら、相星決戦は2勝3敗と分が悪い。
過去のデータをまとめると、千秋楽相星決戦は大関の方が強く、また白鵬は相星決戦に負け越しており、さらに9年前は千秋楽全勝相星決戦にも敗れている。
白鵬にとっては嫌なデータが揃っているが、長年にわたり第一人者として君臨してきた不死鳥はこれらのデータを跳ね除けて優勝を手にするのか。
あと6時間程で決戦を迎えると思うがはてさて…