きょうへいくんの大相撲日記

幼少期より大相撲を愛し、勝手に語ります。

371. 千秋楽相星決戦のあれこれ

本日千秋楽全勝相星決戦が行われる。

今回は記録のおさらいだが、年6場所制となった昭和33年以降、千秋楽全勝相星決戦は今回で『6回目』である。

過去は以下の通りである。

年代

勝者

敗者

昭和35年春場所

若乃花横綱

栃錦横綱

昭和38年秋場所

柏戸横綱

大鵬横綱

昭和39年春場所

大鵬横綱

柏戸横綱

昭和58年秋場所

隆の里横綱

千代の富士横綱

平成24年名古屋場所

日馬富士大関

白鵬横綱

千秋楽相星決戦は今回で『40回目』となるが、『横綱大関』の組み合わせだと今回で『10回目』となる。

ちなみに過去9回の『横綱大関』の千秋楽相星決戦は以下の通りである。

年代

勝者

敗者

優勝成績

昭和36年名古屋場所

大鵬大関

朝潮横綱

13勝2敗

昭和39年九州場所

大鵬横綱

佐田の山横綱

14勝1敗

昭和56年夏場所

北の湖横綱

千代の富士大関

14勝1敗

昭和56年名古屋場所

千代の富士大関

北の湖横綱

14勝1敗

昭和58年名古屋場所

隆の里大関

千代の富士横綱

14勝1敗

昭和61年夏場所

千代の富士横綱

北尾(大関

13勝2敗

平成5年夏場所

貴ノ花大関

曙(横綱

14勝1敗

平成15年九州場所

栃東大関

朝青龍横綱

13勝2敗

平成24年名古屋場所

日馬富士大関

白鵬横綱

15戦全勝

大関が6勝3敗と勝ち越している。しかも平成以降は大関の『3戦3勝』である。

そして白鵬の千秋楽相星決戦は今回で『6回目』である。

過去の5回は以下の通りである。

年代

勝者

敗者

優勝成績

平成20年初

白鵬横綱

朝青龍横綱

14勝1敗

平成20年春

朝青龍横綱

白鵬横綱

13勝2敗

平成24年名古屋

日馬富士大関

白鵬横綱

15戦全勝

平成25年九州

日馬富士横綱

白鵬横綱

14勝1敗

令和2年春

白鵬横綱

鶴竜横綱

13勝2敗

44回の優勝を果たしながら、相星決戦は2勝3敗と分が悪い。

過去のデータをまとめると、千秋楽相星決戦は大関の方が強く、また白鵬は相星決戦に負け越しており、さらに9年前は千秋楽全勝相星決戦にも敗れている。

白鵬にとっては嫌なデータが揃っているが、長年にわたり第一人者として君臨してきた不死鳥はこれらのデータを跳ね除けて優勝を手にするのか。

あと6時間程で決戦を迎えると思うがはてさて…