きょうへいくんの大相撲日記

幼少期より大相撲を愛し、勝手に語ります。

367. 2021年名古屋場所12日目を勝手に語る

白鵬照ノ富士は磐石の内容でともに譲らず。

とにかく強すぎる。

まず照ノ富士から振り返るが、1つ言えることは明生も十分力を発揮したと思う。

立ち合いしっかり踏み込み、左を差し勝ったが、その後の照ノ富士の圧力、腕を極める力があまりにも強すぎた。

三役力士が力を発揮しても通じないほど今場所の照ノ富士はとにかく強すぎるのである。

しかも終盤戦へ突入してますます厳しさを増している。

白鵬は一発勝負の強さを持っている御嶽海を全く相手にせず。

張り差しで行くかと思いきや、右差しの立ち合いを選択した。

しかもこれがあっさり成功してしまい、右四つに組んだ時点で勝負ありだった。

御嶽海としても張り差しを想定していただろうから面を食らってしまったのはあるだろうが、それにしても右四つに組まれた後無抵抗だった。

最強横綱の最高の型になった時点で諦めたくなる気持ちもわからなくはないが、それでも最低限の抵抗は見せてほしかった。

いずれにせよ白鵬も強すぎるということである。

とにかく両雄ともに強すぎる。

昨日逸ノ城、豊昇龍を褒めた記載をしたが、その両者は本日良いところなく敗れた。

間違いなく両者ともに今場所は強さを発揮しているが、それでも成績は8勝4敗に留まる。

あくまで『調子が良い』というレベルであり、白鵬照ノ富士の絶対的強さの前では歯が立たない。

白鵬照ノ富士の千秋楽全勝相星決戦を望む声が多く聞かれるが、私もその中の1人であり、そしてそれが現実味を帯びているほど両者がギアをあげている。

やはり鍵となる存在は高安だろう。

明日『白鵬ー高安』の割が組まれた。
過去は白鵬が圧勝しているが、ここ数場所の高安との対戦は無いため予想しづらい。

ここ数場所の高安は以前大関昇進を目指していた頃から大関在位時のような立ち合いの破壊力を武器にしているのではなく、四つに組んでからの安定感、また落ち着きのある内容である。

それが今の白鵬に対してどれだけ通用するのか。

ここ数日白鵬照ノ富士しか語ることがないが、それだけ両雄にしか目がいかないということだ。

13日目、14日目で波乱が起きることはあるのか。

はてさて…