大相撲夏場所も本日中日を終了した。
明日から後半戦へ突入し、本来ならばここから優勝争いにも熱を帯びてくるのだが、如何せん照ノ富士の充実した相撲を見ていると、このまま照ノ富士が独走してしまうのではないかという思いも強い。
先場所照ノ富士は史上唯一となる『3度目の関脇以下での優勝』という記録を達成したが、仮に今場所も優勝となればまた優勝に関する『とある記録』を達成することになる。
それは『同一力士による関脇→大関のよる連覇』である。
この記録に関しては以前こちらでも記載したことがあり、ぜひ参照していただきたいが、『次点→優勝』『優勝→次点(同点)』という結果はあるが、連覇は年6場所制となった昭和33年以降一度も達成されていない記録である。
連覇となればもちろん『横綱』の呼び声がかかる可能性も無いとは言い切れないが、横綱推進の内規では『大関で2場所連続優勝もしくは準ずる成績』とされているため、連覇となっても規定を満たしてはいない。
まだ場所は半分も残されているため気は早いが、今場所の照ノ富士の結果には注目である。
横綱云々よりも初の快挙なるかどうか注目である。