早いもので4月も下旬を迎え、約1ヶ月ぶりの投稿である。
本日4月26日は大相撲夏場所の番付発表日である。
私の予想の方は散々な結果だったので語るまいが、夏場所まであと2週間程のため楽しみであるが、某ウイルスの問題もあるため、夏場所の開催は如何なものかという気持ちも少なからずある。
私の投稿では基本的にそのような暗い話題は避けていきたいところである。
さて番付に目を向けると、照ノ富士が3年半ぶりの大関在位となった。
特例復帰の場所で大関復帰を果たせなかったが、再度大関復帰を果たしたのは魁傑以来2人目であるが、特例復帰の力士も含めると8人目(9回目)となる(栃東は2度の特例復帰を果たしている)。
そこで題名通りだが、過去の大関復帰を果たした最初の場所はどのような成績だったのか。以下の表にまとめた。
場所 |
成績 |
|
昭和51年秋場所 |
9勝6敗 |
|
魁傑 |
昭和52年春場所 |
8勝7敗 |
平成12年春場所 |
7勝8敗 |
|
平成12年九州場所 |
9勝6敗 |
|
平成16年秋場所 |
2勝2敗11休 |
|
平成17年春場所 |
10勝5敗 |
|
令和元年名古屋場所 |
0勝6敗9休 |
|
令和元年九州場所 |
9勝6敗 |
表を見てもわかるように散々な成績である。
勝ち越しが関の山であり、二桁を挙げた力士は2回目の復帰を果たした栃東ただ一人である。
上記の通り、照ノ富士と同じく特例復帰ではない魁傑は8勝止まりであり、結局復帰後4場所で再度関脇へ陥落し、その後復帰を果たすことはなかった。
そして貴ノ浪、栃東(1回目)、栃ノ心は復帰してから2場所連続で負け越しとなり、あっさりと再度関脇へ陥落してしまった(栃東のみ再度大関へ復帰)。
結果的に引退まで大関に在位していたのは武双山と栃東だけであり、三重ノ海は史上唯一となる大関陥落を経験しながら横綱へ昇進した力士である。
照ノ富士にとっては嫌なデータの方が多いと言えるが、地獄をみた照ノ富士にとって過去のデータはもはや関係ないだろう。
このジンクスを打ち崩す程の活躍を期待したいところである。