きょうへいくんの大相撲日記

幼少期より大相撲を愛し、勝手に語ります。

299. 大栄翔に恨みでもあるの?

昨日3月1日は大相撲春場所の番付発表の日だった。

昨日は目を通すことが出来ず、本日目を通したのだが、驚きを隠せない結果だった。

先場所の覇者 大栄翔がまさかの小結止まりだった。

3小結となったわけだが、小結の中でも最下位であった。

はっきり言って大栄翔に何か恨みでもあるのではないかと疑いたくなるような編成である。

昨年九州場所にて前頭2枚目で10勝を挙げながら翌場所筆頭止まりだったことも不運であるが、それ以上に散々な結果である。

前頭筆頭で13勝を挙げ、さらには優勝まで果たしながら1枚上昇とは本当に考えられない。

以前こちらでも大栄翔の大関取りについて記載したが、これで仮に春場所で11勝以上の成績を挙げても大関昇進は不可能だろう。

万が一可能性があるとすれば、平成3年九州場所琴錦のように『連覇をすれば大関昇進』という条件はあるかもしれないが、これに関しては非現実的である(仮に連覇を果たしたとしても絶対条件ではない)。

関脇と小結はいわゆる『三役』という括りで同列に扱われることもあり、さらには給与面にも差はない。

しかし大関昇進を考えたとき、昇進を懸ける場所となれば必ず関脇に在位していなければならない。

年6場所制以前ならば過去に3名(大錦、武藏山、前田山)小結から大関へ昇進しており、上記の琴錦も結果的に連覇を果たせず昇進を逃したがチャンスはあった。

とはいえ現行の制度ならば厳しいと言わざるを得ない。

不運という言葉だけで片付けてはいけないレベルの問題だと考えている。

関脇に昇進させない理由など何かあるのだろうか?

どうせ尋ねてもあいまいな返答かつ『番付は生き物』という言葉で逃げるのだろう。

本当に不可解で腹立たしい番付発表だった。