きょうへいくんの大相撲日記

幼少期より大相撲を愛し、勝手に語ります。

291. 2021年初場所13日目を勝手に語る

優勝争いも熱を帯びる13日目。

2敗でトップの正代、大栄翔はこの日も揃って白星を積み重ねた。

とはいえ両者内容は好対照だった。

まず先に土俵へ上がる大栄翔から振り返るが、本日は迷いなく完璧な相撲だった。

立ち合いの当たりも良く、その後の突っ張りも腕が良く伸びていた。

竜電は今場所本調子には程遠く、すでに負け越しも喫していたが、本日の立ち合いの当たりは比較的良かった。

それでも今場所の大栄翔の前には無力だった。

今場所の大栄翔は力を発揮すればこの先も負けることはないだろう。

残り2日間も自分との戦いである。

優勝への意識は当然出てしまうだろうが、本日のように迷いなく自分の相撲に徹することが出来るかどうか。

そして大栄翔の結果がわかってから土俵に上がる正代だが、珍しくまともに叩きを見せた。

立ち合いは正代の踏み込みが勝り、これは隆の勝との取り組みでいつも通りの展開なのだが、隆の勝が当たり負けしながらも下からうまくあてがって正代に叩かせた。

正代は負ける相撲にしろ、まともに叩くことは少ない力士であるため、正代に叩かせた時点で隆の勝としては理想展開だっただろう。

しかし土俵際に強いのが正代という力士である。
これで今場所4回目の物言い(隠岐の海戦で2回)だが、危ない相撲を全てモノにしている。

ツキが向いている多さで言えば大栄翔よりも正代である。

残り2日間。
照ノ富士、朝乃山には運だけで勝てる相手ではないため、立ち合いに集中することだろう。

優勝争いと話は逸れるが、御嶽海が6連勝で勝ち越しを決めた。

3大関を総なめにしながらもすでに5敗を喫しているのがもったいないところである。

中日辺りでも記載したが、5敗の内訳は照ノ富士、隆の勝、高安、大栄翔、宝富士と今場所の好調力士+実力者であるため、何とも言い難い。

横綱を除けば、3大関よりも一発勝負の強さは持っており、照ノ富士とも肩を並べる程だろう。

しかし15日間総合しての力量には乏しいため、貴景勝、朝乃山、正代と先に大関昇進を許してしまっている。

そのため優勝を2回も果たしながら、三役で二桁勝利を挙げた回数も3回に留まる。

残り2日間も白星を積み重ね、是が非でも二桁に乗せて、大関昇進への起点にしてほしいところだがはてさて。

平幕下位に目を向けると、豊昇龍が初日から5連敗の後8連勝で勝ち越しを決めた。

5連敗中の内容は脇が甘く、あっさりもろ差しを許してしまう展開が多かったが、この連勝中の内容は身体能力の高さをいかんなく発揮している。

とはいえ細身の身体の割に相撲が大き過ぎること、また身体能力の高さは凄まじいが『相撲技術』という点ではまだまだ発展途上というところか。

立ち合いの踏み込みの鋭さ、圧力を強化し、前ミツ引き付けて頭をつけるなど緻密な相撲も取ることが出来るようになると、近い将来上位で活躍する姿をみることが出来るだろう。

明日の注目の割は
『正代ー照ノ富士
『大栄翔ー玉鷲
優勝争いに関わる2番である。

正代は立ち合いしっかり踏み込み、左差し勝ってもろ差しの形を作りたいところだろう。

また照ノ富士に左前ミツを引かせないこと、そして腕を極められないように攻める工夫が必要だろう。

浅いもろ差しになっても、左前ミツを許してしまえば身動きが取れなくなるし、まともに差しても腕を極められる可能性がある。

理想としては昨年の7月場所のようにうまく崩すことだろう。
とにもかくにも左が生命線になりそうである。

大栄翔は上記の通り、自分の相撲に徹することが出来れば負けることはないだろう。

とはいえ相手は実力者の玉鷲であり、過去の対戦成績はやや分が悪い。

リーチは玉鷲の方が有利であるため、大栄翔としては立ち合い当たり勝ち、その後下から跳ね上げるように攻めることが理想か。

残り2日も本日のような相撲内容で乗り切ることが出来るかどうか。

正代、大栄翔。
どちらが優勝するかと問われたら難しいところだが、私は『大栄翔』と予想しておこう。

そもそも初日前日の展望にて、照ノ富士と答えている時点で予想はすでに外れている。

6年連続の初場所初優勝力士誕生ということを期待していることもあるため、大栄翔としておこう。

はてさて…