きょうへいくんの大相撲日記

幼少期より大相撲を愛し、勝手に語ります。

276. 今年の初場所も初優勝力士が誕生するのか?

連日新型コロナウイルスが猛威を振るっており、先日白鵬も感染した件に関してはこちらでも投稿したが、大相撲初場所もあと3日後に初日を迎える。

力士にとっては不安と恐怖もあるだろうし、ましてや観客動員数においては何か対策を講じないのかという疑問もあるが、私個人としてはテレビで相撲観戦ができるということだけで大満足である。

さて本題に移るが、題名通りここ5年、初場所は初優勝力士が続いている。

2016年の琴奨菊の優勝は日本出身力士としては10年ぶりの優勝として話題となり、2017年は稀勢の里が初優勝を果たし19年ぶりの日本出身横綱誕生として話題となった。

その後も栃ノ心玉鷲、徳勝龍と近年は全く予想していない力士の初優勝に驚かされることの多い初場所となっている。

ちなみに上記の通り5年連続で初優勝力士が誕生しているわけだが、これは歴代最多記録を更新中であり、以前までは3年連続が最多であった。

そのため2019年に玉鷲が優勝した時点で最多記録を更新し、昨年徳勝龍が優勝したことによりさらに更新している状態である。

過去3年連続初優勝が誕生した場所は2回あり以下の通りである。

 

春場所(昭和59年~昭和61年):若島津、朝潮、保志

夏場所昭和35年~昭和37年):若三杉、佐田の山栃ノ海

 

若三杉以外は後の横綱大関である。

だから何だと言われたらそれまでであるが、現在記録更新中の初場所と比較すると意外性は少ないと言えるかもしれない。

栃ノ心は後に大関へ昇進したが、大怪我からの復帰という過程があり、玉鷲、徳勝龍も苦労人という共通点があった。

琴奨菊稀勢の里はすでに大関へ在位していたが、30歳を越えての優勝だったため、どちらかと言えば苦節の中優勝したという印象が強い。

ちなみに初優勝力士が多く誕生している場所は初場所の『17名』である。

それぞれの場所の人数は以下のグラフの通りである。

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この中で『初優勝が最初で最後の優勝』という考え方ならば、名古屋場所が8名と最も多い。

現役力士を含めたとしても初場所は7名である。

話がやや脱線したが、初場所白鵬が最も優勝の少ない場所であり、今年も新型コロナウイルス感染のため休場を余儀なくされている。

ここ5~6年程、白鵬不在となれば誰が優勝してもおかしくない場所が続いている。

今年の初場所も初優勝力士が誕生するのか。

それとも貴景勝が綱取り成功となるのか。

はたまた鶴竜の復活優勝か。

注目である。