本日、春場所を無観客で開催することが発表された。
私個人としては単純に相撲を観たいという考え方のため良い決断だったと思っている。
力士側からすると、中止にしろ無観客開催にしろ『早く決断してほしかった』というのが本音ではないだろうか。
『3月8日の初日』に向けて調整することに変わりないとは思うが、中止と開催どちらかわからない状況ではモチベーションにも関わることである。
そして無観客に関しては全く想像つかない。
序ノ口~三段目の場合、少ない観客の中相撲を取ることに慣れているかもしれないが、それでも『無観客』という状況ではない。
ちらほら観客は見られるし、熱戦が繰り広げられると少ない中でも盛り上がりを見せている。
それすら無くなるのが『無観客』である。
熱戦が繰り広げられても反応がない。
テレビ観戦しているファン達は盛り上がっていても、肝心の現地では『無音』ということだ。
『声援が力になる』と感じる力士にとっては多大なる影響をもたらすことになるだろう。
無観客開催が決定し、それについてああだこうだ言っても仕方ない。
力士達はどんな状況下に置かれてもベストを尽くしてほしいところである。
『協会で感染者が出たら中止』とされているが、無観客開催に踏み切った以上、とにかく15日間やり遂げることが義務だし、感染者を出すわけにもいかない。
変な形でさっそく『荒れる大阪場所』となってしまったが、何事もなく場所を終えてほしいところである。
私はこの『荒れる大阪場所』をテレビで楽しみたいと思う。