きょうへいくんの大相撲日記

幼少期より大相撲を愛し、勝手に語ります。

146. 2020年初場所2日目を勝手に語る

大相撲初場所は2日目にして上位陣の勝ちっぱなしが消滅した。

第一人者 白鵬は遠藤相手に不覚。

立ち合いは先場所同様、左張り手、右かち上げを選択したが、先場所サンドバッグにされた遠藤はそれを警戒しており、左からうまくいなした。

遠藤得意の左四つに組み、先に白鵬に上手を引かれていたが、慌てず右を巻きかえた。

その後遠藤の左足の使い方が素晴らしく、白鵬は上手投げを打つ度に体勢を悪くし、最後は豪快な切り返しを決めた。

この一番を見て本当に鳥肌が立った。

遠藤の巧さ、豪快な切り返しはもちろんのこと、両者ともに下半身の安定感が素晴らしかった。

白鵬でなければあそこまで残すことが出来なかっただろうし、遠藤でなければ上手投げを食っていただろう。

近年の大相撲ではあまり見ることの出来ない素晴らしい一番だった。

そして敗れた白鵬だが、立ち合いがやや安直だったか。

相撲巧者の遠藤に対して先場所同様の立ち合いを選択してしまった。

先場所遠藤戦で『左張り手、右かち上げ』が物議を醸したが、それを意に介さず今場所も選択するあたりはある意味流石と言えば流石であるが、相撲巧者が2場所連続無策で来るはずもない。

苦手の初場所にて早くも黒星を喫したが、先場所も2日目に黒星を喫して最終的には優勝を果たしている。

ここからの巻き返しに期待したい。

話は変わり、遠藤が勝利した後『遠藤コール』が沸き起こったが、コールに関してはまるで改善がない。

白鵬の立ち合いに関して物議を醸しているが、コールに関しても問題視してほしいところである。

話は土俵に戻り、鶴竜は阿炎相手に何とか白星を掴んだ。

この2日間立ち合いが悪く、踏み込めていないため本日も先手を取られたが、何とか叩き込んだ。

中身があまりない内容だが、まずどんな形であれ白星が良薬となるだろう。

上位陣に全勝がいないため、腐らず白星を積み重ねることが重要だろう。

大関陣は両者ともに黒星。

貴景勝は立ち合い悪くなかったが、北勝富士の左からの攻めにあっさり体勢を崩された。

元々北勝富士は立ち合い左変わり気味に立って左からおっつける相撲が多いため、貴景勝は十分警戒していたはずだが対応出来ていなかった。

難敵とはいえ、過去の対戦成績、力量を加味するとやや勿体ない一番と言える。

角番豪栄道が連敗。

やはり足首が相当悪いのか、一気の出足で勝負に出たが、御嶽海にもろ差しを許したため、攻め切ることが出来なかった。

本日の内容は昨日程悪くないため、攻めの姿勢を忘れず相撲を取って白星を掴みたいところである。

両関脇はともに白星。

朝乃山は苦手玉鷲相手に白星。

玉鷲の押しに対して逆に押し返し、途中一瞬叩いたが、常時前に圧力をかけていたため、下半身がぶれることはなかった。

昨日、今日と同格でありながら苦手としていた2人に圧巻の内容である。

先場所同様、右差しに拘らず、圧力をかけながら自分の形に持ち込むことを心掛けているようである。

まだ2日だが、今場所も期待出来そうである。

大関復帰を目指す高安は2日目に初日を上げた。

とはいえ下半身が全く安定していない。

お得意様の隠岐の海相手に左四つへ組み止め、上手も下手も引いて十分な状態から、少し左右へ振られただけで体勢を何度も崩した。

お得意様相手、さらには十分な形に持ち込みながら不安定を晒すあたり、磐石とは程遠い内容である。

とりあえず白星を掴んだため、明日以降どう変わっていくか。

平幕に目を向けると、明生の状態が気掛かりである。

生命線の左が怪我の影響により使えていない様子であり、本来の動きの良さも影を潜めている。

正直この2日間もあまり相撲になっていないため、無理だけはしないでほしい。

明日の注目の取り組みは
鶴竜北勝富士
豪栄道ー遠藤』
この2番である。

鶴竜としては初日を上げて流れを掴みたいところだが、北勝富士大関に連勝しているため一筋縄にはいかない。

鶴竜としては立ち合い低く踏み込んで突き放し、悪手を見せなければ問題ないと思うが、如何せん今場所の立ち合いが高いため、北勝富士に攻め込まれ叩いてしまう可能性も高い。

とにかく立ち合いに集中だろう。

角番の豪栄道は序盤でこれ以上躓くわけにはいかない中、明日の対戦相手は横綱に連勝している遠藤である。

さらにはここ数場所遠藤に4連敗を喫しており、天敵と呼べる相手である。

本日のように出足で一気に何とかしたい気持ちもあるだろうが、ケンカ四つである遠藤の方が差し身が良いため、いつも差し負けて劣勢となっている。

豪栄道としては左四つに組んでも慌てず、遠藤に上手を取らせず、自らが上手を引いて頭を付ける形を作りたいところである。

豪栄道は逆の左四つになっても『廻しを引けば強い』ため、とにかく慌てないことだ。

先場所2日目で上位陣が崩れてしまったが、今場所も似たような展開である。

昨日も記載したが、まだまだ序盤戦で波乱は起こりそうである。