きょうへいくんの大相撲日記

幼少期より大相撲を愛し、勝手に語ります。

144. 2020年大相撲初場所展望

新年明けて早くも10日以上経過したが、本日が初投稿である。

今年もよろしくお願いいたします。

明日から新年の幕開けとなる大相撲初場所が初日を迎える。

上位陣に休場者はいないようだが、ここ数場所の傾向からすると全員が皆勤は難しいかもしれない。

連覇を狙う第一人者 白鵬だが、連覇となると3年前の夏場所名古屋場所が最後となる。

また年6場所で白鵬初場所の優勝が最も少なく、そしてここ4年は初優勝力士がずっと続いているため、白鵬にとっては鬼門の初場所となるだろう。

休場明けとなるもう一人の横綱鶴竜は序盤戦が鍵となるだろう。

悪癖である引き・叩きをみせずに相撲を取ることが出来るかどうか。

大関陣に目を向けると貴景勝は場所前好調との情報である。

昨年は『大関昇進→陥落→復帰→怪我』という天国と地獄を交互に味わった1年だったが、今年は優勝争いに顔を覗かせることが出来るかどうか。

もう一人の大関である豪栄道は角番であり、力量からすれば角番脱出は難しくないだろうが、脱出が関の山と言ったところか。

『強い豪栄道』ならば優勝争いも可能だろうが、毎場所必ず『弱い豪栄道』も混在するため難しいところである。

仮に大関陥落となれば4場所連続の大関陥落ということになってしまうがはてさて。

関脇へ陥落した高安は特例復帰場所のため、10勝すれば大関復帰となる。

何度か記載しているが、過去に復帰している6名(7回)の共通点は『初日から2連勝以上』である。

3連勝以上で確定となっているが、とにかく序盤戦が重要だろう。

如何せん昨年の高安は良いところが少なく、怪我により相撲内容も崩壊し、また休場明けのため相撲勘・土俵勘も鈍っているだろう。

序盤で流れを作ることが出来るかどうか。

昨年から大関候補筆頭に名乗り出た新関脇朝乃山は、場所前の情報を聞く限りでは散々な様子である。

横綱稀勢の里相手に1勝16敗とのことだが、これは相当深刻に感じる。

親方相手にやりづらさもあっただろうが、ケンカ四つ相手に差し負けるというのが本場所にどのような影響を及ぼすか。

先場所みせた廻しに拘らず、立ち合いしっかり踏み込んで前に圧力をかけながら自分の形に持ち込む相撲を心掛ける必要があるだろう。

また1つ気掛かりなのが、場所前の計測にて6kg増量したとのことだが、これ以上増量するのは如何なものかと感じた。

そして初日、2日目の対戦相手は御嶽海、玉鷲と同格の中で苦手の相手である。

ここで躓くようでは大関昇進を果たすことはできないだろう。

今場所を大関への足固めの場所に出来るかどうか。

上記の通り、初場所は4年連続で初優勝力士が誕生している。

今年も初優勝力士誕生か。
それとも第一人者 白鵬が意地をみせるか。
はたまた他の上位陣が名乗りをあげるか。

明日から楽しみである。