きょうへいくんの大相撲日記

幼少期より大相撲を愛し、勝手に語ります。

19. 2019年大相撲初場所13日目を勝手に語る

白鵬3連敗。
白鵬の3連敗は2015年九州場所以来である。

正直見たくはない光景だった。

3連敗に関してもそうだが、負け方に関してもである。

本日の取り組みは、白鵬側からみると何をしたいのかわからなかった。

攻めを受けてはいるが組む様子も見られないし、受けに回っているにも関わらず結果的に突き落とされた。

貴景勝の圧力が強かったと言えばそれまでなのかもしれないが、どうにも白鵬らしくない。

本日終えて
2敗:玉鷲
3敗:白鵬貴景勝
という展開だが、両関脇のどちらかが優勝する可能性が高いと思う。

白鵬が残り2日間、今場所の両大関に負ける姿はあまり思い浮かべたくないが、本日の内容を見る限りでは、明日の豪栄道は黒星を喫する予感がする。

優勝争いから大きく後退した者、勝ち越しを目指す者。

目標の違いはあれども、豪栄道の方がモチベーションは非常に高いと思う。

高安もモチベーションとしては豪栄道と同様だが、高安よりも豪栄道の方が『左前ミツ速攻』という型があるため、豪栄道の方が白鵬を降す可能性は高いと思う。

はてさてどうなるものか。

白鵬にばかり話題がいったが、単独トップに立った玉鷲は、正直動きはかなり固いように感じた。

立ち合い立ち遅れ、その後はリーチの差が出て、相手が足を滑らせてくれたので何とか勝利したという印象を受けた。

大物食いではあるが優勝争いは未経験なため、残り2日間固くならずに自分の相撲を取ることが出来るかどうか。

白鵬を降した貴景勝は価値ある10勝目。

来場所の大関取りに向けてもそうだが、今場所の優勝争いに関しても大きな一番である。

昨日も記載したが、本日終了した時点で玉鷲よりも貴景勝の方がやや優勢だと考えている。

玉鷲が優勝を意識せず自分の相撲を取ることが出来るならば玉鷲で決まりだろうが、上述の通り本日の取り組みを見る限り難しいように感じる。

貴景勝は先場所の経験、対戦相手も考慮すると十分に逆転のチャンスはある。

千秋楽の豪栄道戦がカギとなるだろう。

残り2日間。
どのようなドラマを見せてくれるだろうか。

話は優勝争いから逸れるが、11日目から再出場した御嶽海が勝ち越しを決めた。

3横綱1大関を降して勝ち越し、殊勲賞候補筆頭だが、はたして途中休場力士が三賞獲得なるか。

過去には事例がないため、この辺も注目である。