きょうへいくんの大相撲日記

幼少期より大相撲を愛し、勝手に語ります。

13. 『都立高校教師が生徒を暴行』に関して思うこと

都立高校教師が生徒を暴行したということで物議を醸している。

大まかな内容としては、生徒が教師を挑発し、それに対して教師が感情的になって暴力を振るったというものだ。

これに対して世間は
『暴力は良くないが生徒側にも問題はある』
という意見が大半である。

ではこれを大相撲に当てはめた場合どうだろうか。

おそらく
『また角界の不祥事だ』
『あの世界から暴力を根絶させるのは無理』
などといった意見しか聞かれないと思う。

そもそも報道陣も『全てをありのまま適切に報道するかどうか』も怪しいと考えている。

それは昨年大相撲ファンが身を持って感じていることである。

事実確認をすればすぐにわかることなのに、それを怠り『また不祥事だ』と飛びついて報道する。

大相撲に興味のない一般人はその報道を目にして『性懲りもない世界だ』という認識で浸透される。

後日、全てが事実でないという旨の報道をされても、その時一般人には響いておらず、結局印象として残るのは『不祥事のみ』である。

そしてその人達が近くの大相撲ファンに意見を求める。
興味があるわけでもなく、揶揄するような形で。

それに対して大相撲ファンは怒りの感情が湧いてくる。

全てが悪循環である。

断っておくが、今回の教師の暴力は言語道断である。
それは大相撲界であろうがどの世界であろうがそうである。

しかし今回の場合、同情の意見も多く寄せられていることも事実である。

貴ノ岩自身が暴力を振るった件以来『暴力=クビ』という認識もなされつつある。

今回の教師と生徒の関係のように、付け人が挑発してその結果感情的になって暴力を振るう力士がいても不思議ではない。

今年の角界
不祥事なく無事に1年を乗り越えることができるだろうか…