問題提起&記録
大相撲夏場所まで残り1週間である。 先場所途中休場した照ノ富士、初優勝を果たした若隆景辺りが焦点になると思うが、本日は若隆景について触れていこうと思う。 先場所は壮絶な優勝決定戦の末、見事初優勝を果たした。 新関脇の優勝は年6場所制となった昭和…
春場所が終了した時点で『次の大関候補は誰か?』と問われたら『若隆景』と答えるファンは多いだろう。 それほど今場所の若隆景の相撲は巧さと力強さを兼ね備えた相撲であった。 しかし春場所前ならば、評価としては平幕で2場所連続12勝の阿炎の方が上だった…
春場所で見事初優勝を果たした若隆景。 新関脇優勝は双葉山以来86年ぶり、15日制度以降では史上初である。 新関脇優勝ばかりに注目が集まるのは無理のない事であるが、そもそも新関脇で12勝以上の成績を挙げたことも珍しい出来事である。 年6場所制となった…
ここ数日『勝手に語る』の方でも記載したが、今場所は好調平幕力士の割の編成の対応が比較的早い方だとは思っている。 先場所までならば『千秋楽で帳尻合わせするからいいでしょ』といったような考え方が見受けられ、窮屈な割の編成により当たり前のように上…
大相撲春場所も明日から終盤戦へ突入する。 この先星の潰し合いも始まるため楽しみである。 先頭はただ一人全勝の高安だが、高安自身初日からの10連勝は5年ぶり2回目である。 そして平幕の初日から10連勝は昭和33年以降今回で『10回目』である。 昭和33年初…
春場所は高安ただ一人が中日全勝ターンを果たした。 高安自身、初日からの8連勝は平成29年春場所以来『4回目』である。 ちなみに過去3回の最終成績は以下の通りである。 場所(番付) 最終成績(初日からの連勝数) 優勝力士 平成24年秋場所 (西前頭9枚目)…
『勝手に語る』の方でも少し記載したが、本日の『琴ノ若-石浦』の取組後に気になる点あった。 まず取組後の状況を振り返ると、石浦が土俵下でうずくまり、立ち上がることが出来ない状況にあった。 そしてこの状況に陥った場合、本来ならばこの段階で石浦を…
大相撲春場所は3日目を終了し、角番の両大関が苦戦を強いられている。 特に正代はどうにもならない状態である。 負け方があまりにも一方的過ぎるし、持ち味である土俵際の粘りも何一つない。 泥沼の初日から3連敗であるが、過去に角番大関で初日から3連敗を…
大相撲春場所初日まで残り2日である。 番付発表後から少しだけブログを更新していたが、ここ数日サボってしまった。 おそらく本日から千秋楽までは途切れず更新していくと思うのでよろしくお願いいたします。。 今場所の焦点は『新大関 御嶽海』だと思うが、…
番付表を見て阿炎の新関脇については触れたが、今場所は若隆景も新関脇の場所である。 若隆景もここ1年以上上位へ定着しており、相撲技術に関しては現役でもトップクラスである。 昨年名古屋場所、新三役小結として臨んだ場所だったが、その場所は5勝10敗と…
昨日番付発表が行われ、本場所まで残り僅かの日にちである。 番付を見てみると、阿炎が新関脇へ昇進を果たした。 小結時代に勝ち越しを果たしても番付運悪く、巷では『最強小結』とまで呼ばれていた阿炎だが、晴れて関脇へ昇進する形となった。 阿炎は平幕で…
大相撲ロスにも徐々に慣れ始めてきた頃合いだが、2日程前に元横綱武蔵丸のコラムを目にした。 number.bunshun.jp 先場所終わりにも武蔵丸のコラムに関してブログを記載したのが、今場所もそういった形になる。 ほぼ題名通りだが、大関昇進のハードルを高くし…
本日御嶽海の昇進伝達式が行われ、『大関御嶽海』が誕生した。 御嶽海と言えば5年程前から三役へ定着し、その頃から『大関候補』と呼ばれていたが、貴景勝、朝乃山、正代と次々に先を越されてしまった。 今場所で3回目の優勝を果たすなど、力量は誰もが認め…
大相撲初場所もいよいよ明日が千秋楽であり、優勝争いも佳境を迎えている。 今場所は序盤戦終了時点で照ノ富士、御嶽海、阿炎の3名に絞られたような雰囲気を醸し出しており、中盤戦へ突入してからは大関正代が連敗を喫する展開となった。 阿炎は今場所西前頭…
大相撲初場所は中日を終了し、明日より後半戦へ突入する。 優勝争いに注目が集まる後半戦だが、中日を終了して御嶽海が単独トップに立つ展開である。 御嶽海の中日勝ち越しは平成30年名古屋場所以来であり、この場所は初優勝を果たしている。 関脇が中日勝ち…
新年も5日ほど経過しましたが、あけましておめでとうございます。 今年も勝手気ままにブログの更新を行っていきますのでよろしくお願いいたします。 さて早くもあと4日で大相撲初場所が初日を迎える。 田子ノ浦部屋でコロナ感染があり、すでに休場が確定して…
昨日照ノ富士が全勝優勝で幕を閉じた2021年九州場所。 新横綱からの連覇は大鵬以来2人目(年6場所制以降)、照ノ富士自身初の14勝以上の優勝、そして初の地方場所制覇となった。 以前記載したが、照ノ富士は昨年の7月場所、今年の3月場所と制覇しているが、…
2年ぶりに開催されている大相撲九州場所も13日目を終了し、優勝争いも佳境を迎えている。そして久々に割の編成に関して記載しようと思う。以前は『毎場所の文句』等の題名で記載することが多かったが、いくら嘆いても何一つ改善されることがないため、文句を…
九州場所まで残り1週間を切った。 私自身、場所の注目はこれといって無いと思っているが、場所を引っ張る存在となるのは照ノ富士だろう。 先場所見事年6場所制以降5人目となる新横綱優勝を果たしたが、上記の通り今場所も優勝候補筆頭だろう。 そこで今回、…
2年ぶりの大相撲九州場所まであと1週間。 白鵬が引退し、照ノ富士の独走が予想され、また九州場所直前ならば年間最多勝にも興味が湧くところだが、秋場所終了時点で照ノ富士の受賞が決定している。 現在照ノ富士は62勝13敗であり、順当にいけば7年ぶりの70勝…
大相撲秋場所も12日目を終了し、優勝争いも佳境を迎えている。 本日照ノ富士がまさかの2敗目を喫して、星の上では4敗にもチャンスがある展開となっている。 とはいえここまでの照ノ富士の充実度を考えると3敗には可能性はあるかもしれないが、4敗まで優勝ラ…
大相撲秋場所も中日を終え、明日から後半戦へ突入する。 ここまで新横綱 照ノ富士が横綱の重圧を感じさせず、強さと冷静さを見せて中日勝ち越しを決めた。 年6場所制となった昭和33年以降、新横綱が初日から8連勝は今回で『6回目』である(玉の海、隆の里、…
早いもので大相撲秋場所初日まであと5日である。 宮城野部屋でコロナウイルス感染者が出たため、白鵬の休場が確定してしまった。 先場所不死鳥のごとく全勝優勝で復活を果たし、今場所も豊昇龍との割は楽しみにしていただけに残念であるが、こればかりは仕方…
本日8月30日は秋場所の番付発表日であり、西横綱に照ノ富士の四股名が記載された。 新横綱の誕生は平成29年春場所の稀勢の里以来4年ぶりである。 幕内へ復帰して僅か1年で横綱昇進を果たすというまさに飛ぶ鳥を落とす勢いである。 怪我とは常に隣り合わせで…
約1ヶ月ぶりの投稿となるが、この1ヶ月間にも角界ではコロナウイルスによる問題だけでなく、大麻問題など相も変わらず多くの問題を抱えている様子である。 それはさておき今年はここまで一応順当に4場所開催することが出来ている。 4場所経過すると気になり…
本日、第73代横綱照ノ富士が誕生した。令和初、平成生まれ初の横綱誕生となった。そして一度大関から陥落しての横綱昇進は三重ノ海以来2人目、序二段まで陥落しての横綱昇進は史上初であり、これに関しては今後も誕生することがないと言えるのではないだろう…
本日千秋楽全勝相星決戦が行われる。 今回は記録のおさらいだが、年6場所制となった昭和33年以降、千秋楽全勝相星決戦は今回で『6回目』である。 過去は以下の通りである。 年代 勝者 敗者 昭和35年春場所 若乃花(横綱) 栃錦(横綱) 昭和38年秋場所 柏戸…
大相撲名古屋場所も明日から後半戦へ突入する。 白鵬、照ノ富士がともに初日から8連勝で無傷の勝ち越しを決め、一騎討ちの状況である。 白鵬は今回で51回目の中日勝ち越しと、自身の持つ歴代1位の記録を更新しているのだが、これに関してはあまりにも異次元…
7月4日から2年ぶりの地方場所かつ名古屋場所が初日にを迎える。 昨日気が付いたのだが、今年の名古屋場所は第1日曜日開催のようである。 まだ初日まで半月程あるが、名古屋場所の焦点となるのは『照ノ富士の綱取り』だろう。 照ノ富士は先場所12勝による優勝…
6月に突入して早半月が経過した。 先日の11日には朝乃山の処分が決定し、6場所連続休場となった。これに関してはある程度予想通りであり、中には『番付を落としたところですぐに戻れるから逆に下の力士がかわいそう』という考え方もある。確かにここ2場所の…